2023-10-08きみぶん演劇祭「しめきり2023」

 1月に上演した「しめきり2022」の設定などを大きく見直し、新しい作品として上演しました。新作を書くための苦労話という大筋はそのままに、狂言回しとなる主人公達を、劇団員から作家とその担当に変更し、新作のアイデアとなる劇中劇を差し替え、劇中歌をいくつか変更しています。実を言えば、「しめきり2022」の改訂版であると同時に、2017年に上演した「クリスマスひとりの夜に盆踊り」の改訂版でもあります。

 今回は、恒例の「きみぶん演劇祭」への参加作品です。「きみぶん演劇祭」も今回で20回目を迎えたそうです。第1回に高校生として参加したメンバーが、今は社会人として舞台に立っています。気がつけば、長い月日を一緒に過ごしてきたものです。メンバーは前回と同じで行うことができました。みんなそれぞれの生活がありますので、こうやって一緒にできるのが奇跡のようです。

 いつものようにたくさんの高校生たちが観てくれました。高校の演劇部の発表会を兼ねている演劇祭なので、逆に「どうして社会人が参加しているんだろう」って雰囲気もあったのかもしれませんが、自分たちでも一生懸命芝居をつくっている演劇部員たちですから、本当に楽しんで観てもらえたようです。あまり参考にも見本にもならない作品ではありますが、ずっとずっと仲間と一緒に歩いてきた姿に何かを感じてくれたら嬉しいです。

 御来場の皆さん、文化ホールのスタップの皆さまに心から感謝をいたします。ありがとうございました。

2023年10月8日(日)15時〜16時
「しめきり2023」作・酒井一成 with 根本千恵子
君津市民文化ホール 大ホールにて
「きみぶん演劇祭chapter.20」参加作品

挿入歌

ノーカット版ビデオ

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