「最後」のホール稽古〜千葉市南部青少年センターより〜

今年の初稽古は、1月25日に上演予定の「みらいの未来」に向けたホール稽古でした。

この稽古は、南部青少年センターのホールで行う最後の稽古になるかもしれません。大好きなこのホールは、施設の老朽化に伴い、3月30日で使用できなくなるからです。

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今年も参加させていただく「ゆめチャレンジ」を始め、NeverLand Musical Factoryはたくさんの芝居をこのホールで上演させていただきました。思い出がたくさんつまった大切な場所です。決して最新の施設とは言えないかもしれませんし大規模というわけでもありませんが、私たちにとってはとてもフィットする場所で、なによりもスタッフの皆さんの暖かさが大好きでした。ここがなければ、こんなふうに歩いてこられなかったと心から思います。

NeverLand Musical Factoryだけではなく、酒井個人としても忘れることができない場所です。

高校演劇部の顧問として、初めて生徒とともに芝居に取り組んだのもこのホールでした。自分の書いた台本を初めて上演してもらったのも、このホールでした。照明や音響の基礎を教えてもらい、スタッフに皆さんへの強い敬意を持てるようになったのもこの場所のおかげでした。何年ものブランクの後久しぶりに戻ったときも変わらず温かく迎えてくれましたし、コロナ禍の中辛い思いで見る人のいない芝居を上演したのもここでした。

この場所での最後の芝居を上演する僕らを、昨日もホールは温かく迎えてくれました。4時間という短い時間でしたが、私たちなりに精一杯稽古に取り組みました。

来る1月25日、南部青少年センターホールでの最後の芝居。観客の皆さま、スタッフの方々とともに、かけがえのない時間を過ごしたいと思います。

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