歌詞

風の色が急に変わった 秋がそっと顔を見せた
愛の歌が遠く聞こえる 君もきっと寂しいのかな

一日が終わることが(一日が短すぎる)
とても怖かった(終わらないで)
夏が過ぎることがいつも(夏がゆく)
とてもいやだった

あの頃のように泣けたらいいのに
何かを失い 何かを手に入れ 大人になってきた

夕焼け空に照らされながら 君の影が長く長く

だれもみんな何か求めて 遠い町へ出かけるのかな

夕映えの空の下で(夕映えに赤く染まる)
いつも見つめてる(あの日のよう)
あの日と同じ歌いつも(さみしくて)
心で歌ってる

終わらない夏を探しつづけてた
心の中にはいつでもあの日の 君が笑っている

風の色が急に変わった 君がそっと笑顔見せた
君があの日の 笑顔見せた

あれこれ

 「デュオ」というオリジナル・ミュージカルのために書いた歌です。子どもの頃から仲良しの女性ふたりがそれぞれギターを抱えて、昔作った懐かしい歌を歌う、というシーンのために作りました。だから、歌も女声デュエットの良さを生かし、サウンドも昔のフォークソングを意識して、ギター2本で自然に演奏できるような雰囲気にこだわって、僕の年代ですととても懐かしい雰囲気に作りました。歌詞も含めて、メランコリックな、郷愁を感じられるような歌になったら良いなと思っています。

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