ひとりぼっちの子守歌

歌詞

おやすみ ぼうや やわらかな風に包まれ眠る
おまえをいつも こうしていつも 見つめている
寂しい夜に 怖い夢 おまえの心を揺らす
守ってあげる おまえのそばにわたしがいる

だれもが冷たい目で見つめかえす時も
誰も信じられずに歩く日も
ひとりじゃないと 何度も耳元でささやいていたいから

おやすみなさい やってくる ひとりぼっちの夜が
負けないように おまえの胸にわたしがいる

あれこれ

 童話「みにくいあひるのこ」をモチーフにした劇を作った時に、お母さんが息子の寝顔を見ながら歌うために作った歌です。情感が込められた、優しくてちょっと悲しい雰囲気を出したかったのです(「醜いアヒル」と思われていた本当は白鳥の子を育てていたお母さんって、ちょっと悲しいと思いませんか)。でも、このあとでオペラっぽく3重奏を組み立てていくにあたって、どうしてもうまく形にならなくて没にしてしまいました。個人的には好きな歌詞をメロディだったので、こっそり歌ったりしていたのですが、ふと思いついて「ホームルーム」という劇の中でメンバーに歌ってもらったのが、この曲のお披露目でした。心をこめて歌ってくれたメンバーに感謝です。2023-01-13

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