君の部屋、小さな窓

歌詞

君は君のことが嫌いですか
僕はいつでも君の笑顔を待っているのに
固く扉を閉めて 明かり消して
外は冷たい雨が降るの? 長い夜なの?
小さな窓があることを忘れていませんか?
鍵が掌にあることに気がついていますか?
見てごらん 窓を開けて
こわくないよ とてもきれいだよ

君に聞こえますか? 僕の声が
何もできない蒼い指で とびら叩いてます
小さなため息でもいい 気がついてくれたら
僕のために君のために カーテンを開いて
耳すまし聞いてごらん
小さくても君のための歌
見てごらん その瞳で
こわくないよ とてもきれいだよ

僕は君のことが とても・・・
君も同じだといいのにな
好きだといいな 本当にいいな

あれこれ

僕自身の本職というか、生業としている仕事の中では、残念だけどどうしてもうまくいかないことというのはそれなりにあったりします。もちろん僕自身の力不足が大きいと思うのですが。たとえば、自分の世界にこもってしまっている人に対して、なんとかして外の世界の魅力とか、そんなに怖いことばっかりじゃないこととか、伝えたいことがたくさんあるのにどうしても上手く伝えることができなくて、本当に自分の無力がイヤになって、わらをもつかむつもりで作って、ボカロに歌ってもらって、別の若者に絵をつけてもらってインターネット上にアップしたりもしました。この曲を歌ったり聴いたりすると、その時のせっぱつまった気持ち、自分の無力感を思い出します。だからこそ、仲間と一緒に歌い続けたいなと思っています。

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