概要
恒例の秋のきみぶん演劇祭に参加させたいただきました。高校時代の仲良し4人組が、久しぶりに集まった盆休み。なんだか身につまされるような物語になりました。
脚本はいつもの通り酒井ですが、これまで書いた台本からの抜粋やつくってきた歌を組み込んだ作品になりました。私達自身がこれまでやってきたことを大切にしながら、更に先へ進んでいくという作品のテーマを、たとえばこんな形で表現したつもりです。
2015年10月11日
千葉県 君津市民文化ホール 大ホールにて
きみぶん演劇祭参加作品
脚本・作詞・作曲・構成・演出 酒井一成
物語
卒業してずいぶんたって・・・盆休みに久しぶりに集まった高校時代の仲良し4人組。罰ゲームで買い物に出た1人を置いておいて、卒業アルバムをのぞき込みながら恋バナに花を咲かせる一同です。
話題は文化祭の思い出に。電球をたくさん使って体育館を装飾しようとしたのに、メンバーのちょっとしか勘違いから、それまでの苦労が無になってしまった暑い夏。それこれも懐かしく、かけがえのない日々であったことが胸にしみてきます。
そしてやってくる進路実現の闘い。それぞれが持っていた大きな夢、そして今。笑いながら懐かしみながら、夜が更けるにつれ少しセンチメンタルな気持ちにもなってしまう4人でした。
朝が近くなってくる中、仲良し4人組は外を散歩します。懐かしい担任の先生のことを思い出し、そして彼が残してくれたちょっとピントが外れたはなむけの言葉を振り返るうちに朝日が昇ってきます。
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