できるさ

歌詞

できないって思ったらどんなことでも出来なくなっちまう
できないって思ったら体も心も言うことをきかない
できないって思ったら夢も希望もみんな逃げ出すよ
だから言おうよ 無理をしてでも 大きな声で できるさ!

「私は小さい頃ニンジンが嫌いでした。サラダの中に赤いのがあっただけで寒気がするほど。
ところがある日、友達がオレンジ色のスープを作ってくれました。おいしい!」
これなんてスープ?
キャロットスープよ。
キャロットってなんのこと?
ニンジンのことよ

食べれないって思ったらどんなものでもまずくなっちまう
食べれないって思ったらのどを通らず体も嫌がる
食べれないって思ったらご馳走だってゴミとおんなじさ
だから言おうよ やせがまんでも 大きな声で おいしい!

「私は子どもの頃めだたないつまらない子でした。おしゃれをして男の子とでかける友達を見ると
すごくうらやましいんだけど、自分には無理だって思っていました。ところが、」
ある日お財布を拾って交番にとどけたら
男の人がお礼を言いたいって 電話をかけてきて
それから それから…

もてないって思ったらきみの魅力はどこかへいっちまう
もてないって思ったらひとりぼっちの悲しい人生さ
もてないって思ったら夢も希望もみんな逃げ出すよ
だから言おうよ 勇気を出して 大きな声で 好きだよ!

だから言おうよ 言えるはずだよ 力を込めて
できるさ

あれこれ

 高校生と一緒に作った「心の空」という劇の挿入歌として作りました。何事にも悲観的な人に、まわりの仲間が「やればできる!」みたいなことを言うシーンで、歌自体の中にちょっとした寸劇みたいなものが入っています。「食べれない」という「ら抜き言葉]は、歌詞をメロディに合わせるためで見逃してもらえると嬉しいです。

 この曲とそれを含む台本を書いてから何年かして、当時やっと盛んになり始めたパソコン通信で知り合ったメンバーと一緒に活動をすることになりました。その時のメンバーが作ってくれた振付が今も残っていて、ちょっと簡略化しながら今でもNeverLand Musical Factoryの財産になっています。ネバーランド版では歌だけを取り出して発表しますが、お客さんに振付を覚えてもらって一緒にやるのが恒例になっています。とっても楽しい雰囲気で笑いながらお客さんが手を動かしているのを見ると、とても幸せな気持ちになり、すてきな振付に心から感謝をしています。

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