歌詞
自分で自分を怒鳴りつけてやりたい そんな疲れた夜に あなたの言葉が胸の奥に聞こえる 「いつもこうして見ているよ」 信じるものさえ見失ってしまって 弱い自分がくやしくて 言い訳ばかりを繰り返している夜 何も言わずに微笑んで 一人で生きる勇気 教えてくれたね 信じることの強さ 見せてくれたね 弱虫のわたしが顔を出した時は 時々でいいから思い出させて 涙の向こう側に見えてくるものを 大切に大切に探してるから 弱虫のわたしが顔を伏せる夜は 果てしない未来を思い出させて 弱虫のわたしが顔を出した時は 時々でいいから思い出させて
あれこれ
「デュオ」というオリジナル・ミュージカルのために書いた歌です。この劇そのものが、いわば「この歌ができるまで」というストーリィなので、最後を飾るこの曲を作る時にはとても緊張しました(この曲ができる前からとっくに稽古は始まっていました)。でも、結局はあれこれ言うよりも、自分自身の素直な気持ちを素直にメロディに乗せて、飾り気のないアレンジでつぶやくような歌になりました。僕自身にとっても、何かのおりに心の中に流れているような大切な歌になりました。2023-02-10