歌詞
ひとりぼっちじゃなければ見つからないものもある We Go Together 走り出す前に確かめておかなくちゃ いつも待ってるだけでは満たされないものがある We Go Together 探しに行こう 「今」に甘えていないで 与えられるものを全部投げ捨てたら そのとき僕たちに なにが残るのだろう 勇気出して捨ててしまおう We Go Together 空っぽのリュックだけを持って 自分という長い旅に出かけよう We Go Together 一緒に行こうよ 振り返る暇はないから ひとりぼっちでいたんじゃつかめないものもある We Go Together ひとりだけでは背負えないものもあるね 悲しみを喜びに 怒りなら勇気に 変えてしまうことを 約束したはずさ 忘れないよ どんなときでも We Go Together もらってた切符は捨てちゃって 好きなものをきっといつも追いかけよう We Go Together 一緒に行こうよ 分かち合う夢を信じて We Go Together 空っぽのリュックはいつだって 目に見えない燃えるものがあふれてる We Go Together はっきり見えるよ 新しい夢が広がる
あれこれ
10年間にわたって書き続けてきた「Go Togetherシリーズ」と総称されるオリジナル・ミュージカル群ですが、番外編を踏めて11作目を書く時には「もうそこそろたたみ時かな」と個人的に考えていました。それまでにもそんなことを思ったことはあるのですが、メンバーにお尻を叩かれるようにして書き続けてきた10年間でした。今回もそうなっちゃうかなとも思いながらも、色々考えるとそろそろ一度けりを付けておこうと思いながら、一方でそろそろ主題歌を変えようかななんて欲張ってつくったのがこの歌です。
これまでの主題歌がアップテンポなので今度はバラードにしようとか、歌い手が3人で高音・低音・男声ときれいに分かれているのでそれが生きるコーラスがよいなとか、10作目だから最初に作った時の思いを歌詞の引用として込めておきたいなとか、いろんなことを考えながら作っていきました。
初代の「Go Together」、2代目の「抱きしめたい」と比べて聴いてみると、歌詞で伝えようと考えていることが少しずつ変化をしてきていて、僕自身の10年間(の成長と呼びたいけど)が、たとえば冒頭のワンフレーズに込められているのかもしれない、とか思ったりします。作っている時にはあまり考えていないのですが、やっぱり歌を作るというのは、自分の思いを形にしているのだな、正直なものなんだなとハッとしたりもするのです。2023-02-10
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