NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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物語のすべりだしは、まったくいつものペリイ・メイスンである。ありふれた交通事故から始まった話が、あれよあれよという間に大きくなっていく感じは、いつもながら楽しい。

しかし、実際に殺人事件が起きてみると、本質的にはアガサ・クリスティ的な本格ミステリになる。法廷シーンは例によって検察側とのスリリングな対決が続くけど、実際には名探偵が謎解きをしている雰囲気に近い。起きた出来事を時間軸に並べていく作業がメインになるからだろう。

個人的には、法廷外のシーンのほうが面白く、それは僕には珍しいことだ。魅力的な秘書であるデラと、弁護士メイスンのやりとりが、いつもよりも少し踏み込んでる印象があるからかもしれない。被告人ではなく、デラを守るために戦うというメイスンのたんかも、考えてみれば驚きである。

推理小説としては読みやすく、あまりこのシリーズに慣れていなくても安心して読めそうだ。ファンとしては、二兎を追ってしまったかな、という物足りなさを少しだけ感じた。魅力あるシーンはいくつもあるけれど。

2014-02-11



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初版日時: 2014-02-11 (火) 21:30:20
最終更新: 2014-02-11 (火) 21:30:20 (JST) (1684d) by KAZU
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