NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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 ずいぶん昔、子供用にアレンジされたものを読んだことがあり、そのときもおもしろさにびっくりしたような記憶がある。ただ、正直言って複雑すぎて少しわかりにくかったような。

 今読みかけしてみても、やっぱり抜群におもしろい。複雑すぎるかと言えば、正直もっと複雑で訳のわからない話がメイスンものにはたくさんある、というのが感想。ひとつ言うならば、物語の展開がおもしろすぎて、頭でゆっくりと理解するまもなくページをめくってしまうのである。特に登場人物が多い割に書き割り的な役割人物が多いので、誰が誰だかわからないうちに読み進めてしまうきらいがある。まあ、これはどちらかと言えば読み手であるこっちの責任だろう。

 そもそも設定自体に、ものすごい偶然性があるので(このような特性を持つ人がごく近くにいる可能性ってどのくらいなんだろう)、主人公以外はその可能性に思い当たらないのは当然で、ある意味フェアじゃないような気がしなくもないのだけけれど、論理的にきちんと導き出すことができる答えなので仕方がない。それよりも、主人公が仕掛ける逆トリックがすさまじすぎてびっくりする。主人公の行為は、客観的に観ても反則と言わざると得ないものがたまにあるけれど、今回の反則は見事に空振りで、物語の中でも何となくごまかしてしまっているあたりが、少々笑える。

 が、細かいあらを探すよりも、強引に進めていくストーリーをはらはらドキドキしながら追いかけていくのが一番楽しい。久しぶりに読むメイスンものだが、またシリーズを追いかけたくなってきた。

2019-08-15



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Princeps date: 2019-08-15 (Thu) 09:38:17
Last-modified: 2019-08-15 (Thu) 09:38:17 (JST) (3d) by KAZU
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