NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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 なかなか元気なおばあちゃんが出てきて興味深くスタートする。賭博所として営業している船の上での冒険は、かなりハードボイルド小説的な盛り上がりがあると同時に、本格推理小説のような人間の動きがおもしろい。この船の上での動きが、かなりの長さなのだけど、あきることなくページをめくってしまう。メイスンの行動はいつも以上に大胆で、そんなことをしていいのかとはらはらしてしまう。実際にほとんど犯人として追及される展開になっていくのだけど、それも当然だと思う。結果的には、メイスンのとった行動がみごとに解決に結びつくのだけど、それはほとんど結果論であって、まったくものすごい物語だと思う。

 比較的初期の作品なので、あれこれと荒削りなところがないわけでないけど、ハードボイルド小説的なスピーディーで行動的な展開と、じっくり時間をかけてパズルを解くような本格ミステリ的な要素がうまく溶け合っていると思う。解決がちょっと無理矢理な部分があるのが残念だけど、思いっきり楽しめた1冊であった。

2012-10-13



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Princeps date: 2012-10-13 (Sat) 09:42:07
Last-modified: 2012-10-13 (Sat) 09:42:07 (JST) (2857d) by KAZU
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