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KAZU さんの日記

2019
4月 27
(土)
16:14
劇団個人主義が上演する「ペンキ屋さん」を観てきた
カテゴリー  演劇や音楽の話
本文
劇団個人主義は、僕の母校を本拠地とする団体である。僕が大学に入った頃にはすでに活動をしていて、まだそのことは単に「演劇部」を名乗っていた。演劇には興味があったから少し見に行ったりしたけど、何となく作風が肌に合わず別の音楽関係のサークルに入った。しばらくしてやっぱり演劇がやりたくなったけれど、自分なりの芝居が作りたくて、仲間と「NONNY」という新しい団体を作った。数年後に「個人主義」と改名した演劇部とNONNYは、お互いに意識しながら、それぞれの形で芝居作りを続け、今でもがんばっているようだ。

そういったことがあるものだがら、今回劇団個人主義が、自分の書いたものを上演してくれるという話があった時にはずいぶん驚いた。不思議な気持ちもした。僕が大学にいた頃からはずいぶん時間が経っているので、別物と考えても良いくらいのものだろうけれど、それでも興味があったので観に行かせてもらった。

結論から言うと、とてもおもしろかったし、作者として嬉しくなるような舞台だった。非常に知的に台本を読んでくれたのだと思うけど、僕が考えていたちょっとした伏線とかリズムとかを丁寧に掘り起こして形にしてくれていることに、正直言って驚いた。それどころか、作者が考えてもいなかった台詞のヒダまで、しっかりと見せてくれていたと思う。丁寧な読み込みと細やかな演技で、とてもすてきだった。

事情でキャストの変更があったとアナウンスされていた。今回、このような男女の組み合わせで演じているのは初めて見たが、もしかすると、本来考えていたイメージとは異なっていて、上演する側からすれば不本意な部分もあったかもしれないと思う。しかし、おじさんはちゃんとおじさんに見えたし、少年はちゃんと少年に見えた。性別や身長差を考えるとすごいことだと思う。演技の確かさを感じさせて見事だった。

少々残念だったのは歌で、うまい下手というよりも、本人たちの声に合わせて調整をする必要があったと思う。個人的には、少しでもお手伝いができれば良かったなと、こればかりは見ながら少し後悔した。でも、きちんと伝わってくる歌だったので、作品としては成功だったと思う。

ともあれ、作者としてはとても満足で、ありがたく思えた舞台だった。当日はオムニバス形式で4つの作品が上演された中のひとつが、この「ペンキ屋さん」だったのだが、僕自身に他の用事があり、他の舞台を見ることができなかったのがとても残念だった。機会があれば、これからも興味を持って応援していきたいと思った。

劇団個人主義の皆さん、お疲れさまでした。どうもありがとうございました。
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