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SAKAI KAZUNARI
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KAZU さんの日記

2019
1月 20
(日)
10:18
都筑道夫「未来警察殺人課」設定がおもしろい、安ハードボイルドの衣をまとった本格SF。短編集としては玉石混淆。
カテゴリー  本・CD・DVD
本文
殺人がなくなった未来社会で、殺意を持つものを殺すのが警察の殺人課、という設定はおもしろいし、地球外の惑星に地球の地名をつけて人類がすんでいるというのも、なかなか楽しい。ちょっと読むと、エロチックな要素も含めてわりあい安っぽいネオハードボイルド的な肌合いが強いけれど、一皮むけたなかなか骨っぽいSFである。

SFミステリというのは、SF寄りとミステリ寄りにざくっと分かれる感じがするけれど、この作品は、作者に対する先入観に誤解していたけれど、ミステリの衣をまとったSFなんだと読んでいく家に気がつく。書かれた年代を考えると、なかなかすごいなって思う。

ただ、おもしろかったかどうかといわれれば微妙。短編がこれでもかというほど並ぶのだが、いくつかとてもおもしろいものがあった反面、設定の中で登場人物が動くのを追いかけているだけという感じで、なんとなく読み終わってしまった作品もかなりあった。何せ、たくさんあるので、玉石混淆という感じは否めない。やっぱりこの作者には、本格的なミステリを求めてしまうこっちが悪いのかもしれないけれど。

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