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SAKAI KAZUNARI
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KAZU さんの日記

2018
10月 4
(木)
08:56
DVD「魔法少女まどか」前編・後編 アイロニーに満ちたテクニカルな世界観の中で、心にしみる物語が展開される。刺激的な作品だが、絵のタッチが好きになれなかったのが残念
カテゴリー  本・CD・DVD
本文
 タイトルの印象のまま、もはや古典となっている「セーラームーン」テレビ版のような型をなぞる形で物語が始まる。おきまりの設定が次々と出てくるようで、なんとなくにやりとしながら見ていくのだが、途中から笑顔がゆがんでいくような気持ちになる。物語の世界も少しずつゆがんでいく。いつになったらこの少女は仲間になって変身するんだろう、なんて思いながら見ていると、いつのまにか衝撃的な世界に連れて行かれてしまう。

 なんともアイロニーに満ちた世界観で、なにか心がひりひりするような気持ちになるのだけど、その、ある意味テクニカルな設定はなかなか見事で、世界史に登場する女性をその世界観に当てはめていくあたりは、意外なほど壮大なイメージが心の中に浮かんできて切なかった。

 そうした見事な設定がすべてではなく、それはあくまで背景でしかなかったと思えそうな、登場人物の生き方=決意にまつわる物語が、後半から見えてくる。物語として面白くなるのはこのあたりだ。

 考えてみれば、設定にせよ物語にせよ、核心の部分は先行作品があるのだけど、「魔法少女」という言葉と組み合わせることで、ほとんど破壊的といっていいくらいの効果を上げていて見事だと思った。驚いたし、すごいものを観たなあって感じだ。

 ただ、ラストは逆にびっくりするほど甘い。救いといえば救いなんだけど、振りかぶった拳の、広げるだけ広げた世界の落としどころとしては、もう一工夫ほしいなというのが率直な印象である。

 アニメ映画としてみると、残念ながら絵のタッチが好きになれず、感覚的にのめり込めなかったきらいがある。だから逆に設定とか理詰めのところに目が行ってしまったのかもしれない。ただ、好みの絵でこの物語を綴られると、苦しくてちゃんと観ることができなかったかもしれない。

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