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SAKAI KAZUNARI
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KAZU さんの日記

2018
9月 20
(木)
07:56
映画「野獣死すべし」恐るべき負の迫力。でも思ったよりも身近に感じてしまうのが現代なのだと思う。
カテゴリー  本・CD・DVD
本文
著者 :
角川エンタテインメント
発売日 : 2009-10-22
 見始めてしばらく経ってから見たことがある映画であることに気がついた。そういえば昔見たときには、ただただ気味が悪くてこわかったような印象がある。今見ても松田優作の作り出す主人公は背中がぞわぞわするような負の迫力があって、すごいと思う。もっとも、大藪春彦の書いた原作とはまったく雰囲気の違う造形で、そのあたりはどうなのかなと思ってしまう。

 松田優作もすごいけど、ある種の映画を観ると必ず顔を出してくる鹿賀丈史をいう俳優もものすごいなと改めて思った。どうも僕には劇団四季とか大河ドラマとか「料理の鉄人」とか、メジャーどころのイメージがあるのだが、こういった芝居の中での存在感はやっぱりすごい。これが正統進化していくと「麻雀放浪記」になっていくのだろうな。

 昔はただただ気味が悪かった主人公だけど、今は適応障害のイメージが強い。戦争体験がある意味説明的に語らえるけど、そういう理に落ちるところを吹き飛ばしてしまうところが確かにあって、そう考えると、不気味で仕方がないと思っていた主人公が、案外身近に感じられてしまうあたりが、現代という時代であるように思う。よかれ悪しかれ、人間というのはこんなもんだ、という世界観の中で幅をきかせている刑事さんたちは、死んでいくしかないのかもしれない。

 とりあえず、名作。なんというか、たまらないけれど。

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