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SAKAI KAZUNARI
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KAZU さんの日記

2017
8月 27
(日)
10:32
平松洋子「あじフライを有楽町で」 すてきな料理と作者の愛情が一体となって、この本自体が幸せな美味しさを醸し出す。ごちそうさま。
カテゴリー  本・CD・DVD
本文
食べ物についてのエッセイ集。個人的に言えば、若干味の指向性が異なるところがあるようで、ほんの少しだけど「この料理なら、僕はそれほど美味しいとは思わないなあ」と感じるものがあった(実は香味野菜的なものがやや苦手である)。それでも、読んでいるうちに「だまされたと思って食べてみようかな」と思うくらい、それぞれの食べ物たちが魅力的に見えてきて、今まであまり口にしようと思わなかったことが、人生の大きな誤りのように感じてしまうあたりがすごい。だって、いちいち美味しそうなんだ。

味付けとか、素材とか、ことさらグルメぶるというよりも、旬のものを愛情いっぱいに受け止めて、最小限の手間をかけて、楽しくいただく、というのが基本的な姿勢のように感じる。それがいい。食べに行ったり、人からもらった素材で何品も作ったり、作者はひたすら楽しそうだ。その幸せ感が、読んでいるこちらも幸せにしてくれる。読み始めてから読み終わるまで、ずっと暖かい気持ちでいられて、読み終わってもそれが余韻としてほんわりと残る。

美味しい食べ物に作者の人柄が調味料なのか、作者の人柄が美味しいためものを媒体に引き出されてくるのか。いずれにせよ、この本のそのものが美味しい。

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