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SAKAI KAZUNARI
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KAZU さんの日記

2017
1月 15
(日)
21:06
鎌倉アクターズスタジオが上演する「裏町のピーターパン」を観に行ってきた。よかった。
カテゴリー  演劇や音楽の話
本文
 古い友人から連絡があって、「裏町のピーターパン」を上演するというので出かけていった。

 地元のアマチュアの方々が60人も集まって活動しているという。自前のスタジオもあり、活発に活動しているよう。頭が下がる。

 上演するアトリエは18畳くらいの狭いステージで、僕は大好きな空間である。短い芝居が次々と上演される第1部が終わりかけた頃、やっと到着した。

 受付の時に「朋子」さんの姿をちらりと見かけて、とてもすてきな人だったので、わくわくしながら幕開けを迎えた。緞帳のない小さなスペースで、さりげなく芝居が始まった。

 とてもよかった。小さい空間だけに、ひとりひとりの表現がそのまま客席に伝わってきて、時に楽しく、時に切ない気持ちになった。演出も、丁寧に台本に寄り添ってくれていて、作者冥利に尽きる。自分の書いた本なのに恥ずかしいけれど、時々目頭が熱くなった。つたない「台」でも、上に立つ人がすてきだと、いい感じに見えるものだ。

 もうずいぶん昔書いた台本だけど、多くの人にかわいがってもらった幸せな作品である。高校生や中学生に演じてもらうことが多かったけれど、今回はどちらかというと年齢層が高い。「太郎」「朋子」「猛」「良彦」「ねずみ」それぞれが、きちんと子どもから大人への変化を丁寧に見せてくれて、「なるほど、こういう芝居なんだ」と改めて教わったような気がした。特に「太郎」と「朋子」は秀逸だった。

 「チンカツ」は軽妙な中にも存在感があり、ラストをしっかり締めくくってくれた。台本には書き込まれていない「署長」が舞台に登場していたが、重鎮らしいしっかりとした、ユーモアあふれる演技で、僕は客席でうっとりしながらクスクス笑っていた。ああいう出演の仕方をする役をあまり書かないことにしているのだけど、ああいう風に演じてくれるならいいなぁと目が覚めるような気持ちがした。

 自分で書いたし、いろんな団体の上演を何度も観たし、自分で演出みたいなこともやってきたけど、それでも新しい発見がある。多くの人が思いを込めていろんなものを掘り出したり付け加えたりしてくれていて、生みの親が想像もしなかったくらい、りっぱに成長してくれている。僕が作者面するのが、もう恥ずかしいような気持ちさえする。不思議なものだ。

 今回上演してくれたメンバーと古い友人に感謝したい。いままで、ずっとこの芝居を大切にしてくれた多くの人たちにも。
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