NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
サイト内検索
TOP  > 日記・ブログ > KAZU > まなびやあれこれ > 懐かしい八千代市市民会館。ほんの短い時間だけど、仕事を忘れ思い出に身をゆだねてしまったのだ。

KAZU さんの日記

2016
10月 3
(月)
21:33
懐かしい八千代市市民会館。ほんの短い時間だけど、仕事を忘れ思い出に身をゆだねてしまったのだ。
カテゴリー  まなびやあれこれ
本文
 説明会で自分の職場の話をするために、八千代市市民会館というところに行ってきた。最初はピンとこなかったのだが。会場が近づくにつれて、懐かしさが胸の奥からこみ上げてきた。自分にとっては忘れられない場所のひとつである。

 そのころ僕はある学校の演劇部の顧問だった。千葉県というのは、あまり知られていないことかもしれないけれど、力のある演劇部の多い県である。そのことは特にそうだった。作風の異なるいくつもの学校が切磋琢磨し、関東大会、そして全国大会への狭い門をくぐり抜けようと競い合っていた。

 僕が勤務していた学校の演劇部は、それほど強豪とはいえなかったかもしれないけど、ひたむきな生徒たちの努力が実り、地区での発表の評価が認められ、県の大会に推薦された。初出場の時はまるで夢を観ているようで、他校が上演するすばらしい舞台の数々を、あんぐり口を開けながら眺めていた。自分たちの舞台は精一杯つとめたけど、むしろ他校の上演に圧倒されて帰ってきた。

 そのときの会場が、この八千代市市民会館だった。

 ホールの後ろに気に囲まれた広い駐車場があるのだけど、そこにたくさんの生徒がジャージ姿で集まり、発声練習をしたり体を動かしたり、上演する劇の確認をしていたりした。優れた舞台を作り上げる学校は、稽古の時もやっぱりかっこよくて、そのきびきびとした動きを、一生懸命見習おうとしていたものだった。

 伸びやかな会場だったので、敷地のあちこちで大道具の手直しなどをしている姿も見られた。舞台の上で実物同様にそびえ立ち登場人物を囲んでいた壁や窓やドアが、バラバラになって木でできたブロックのようになり、生徒たちが運び出してくる様子を見ていると、舞台が終わったんだ、彼らにとってひとつの季節が終わったんだ、なんてこっちまでジーンとしたりしたものだった。

 そんなことを思いながら、ホールの周りを一人で歩き回ってみた。中学校3年生の保護者を対象にした説明会である。平日にかかわらず集まってくれた人たちの目はみんな真剣だ。もしかしたらその真剣さが、僕を思わぬタイムスリップに導いてくれたのかもしれない。
閲覧(2669)

コメント一覧

新しくコメントをつける

題名
ゲスト名   :
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ
«前の月次の月»
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031
アクセス数
3037929 / 日記全体
RSS配信
KAZU さんの日記



、ウ、ホ・レ。シ・ク、ホタ霹ャ、リ