NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - 最新エントリー

 昨日は、いわゆる「ダメ出し」というものを体験した人が多かったと思う。もともと演劇の世界で使われた言葉だけど、今はもっと幅広く使われている言葉だ。一般的には「ダメ」なところを指摘して表面に「出し」、改善を求めていくって意味で使われるみたいだけど、芝居作りの方では、あんまり「ダメなところを指摘する」って意識よりも、「よりよいものにする」ってほうに力を入れて考えてほしい。キャストにとって芝居作りは、「ダメ出し」されることの繰り返しである。

 余談だけど、勉強をしたり仕事をしたりしている時、「ダメ出ししてくれてありがとう」って気持ちを持つことってすごく大事。自分では気がつけなかった改善のきっかけを教えてもらったわけだからね。でも、ダメ出しされてムッとしたり言い訳したりしちゃう自分もいて、よく悔しく思うこと、ないかい? 以上、余談終了。

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 今みんなは、稽古用の台本を使って読み合わせをしながら、大げさに言えば「それぞれの可能性を探る」って感じのことをしているわけだ。役者としての技術的なこともあれば、部活動の運営のようなことも含まれている。もしかすると、これからずっと演劇部の仲間としてやっていくかどうかだって、まだ探りながら考えている人がいるかもしれない(もちろん、そう考えるのは当然だし、結果として別の道を行くという判断だって大事だ)。

 現状では、役者としての技術は意図的、意欲的に、部活動の運営については知らず知らずのうちに、部員としての在り方については人それぞれに、って感じだろうか。もしできるなら、それと同時にスタッフとしての観点、というのをぜひ入れてほしい。

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発声練習の基礎の基礎

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-5-7 22:57
 発声練習にはいろいろなやり方があるし、いろんなねらいがあるけれど、今みんながきちんとやるべきことは二つ。ひとつは、大きくてとおる声を出せるようにすること。もうひとつは、言葉をはっきりと発音できるようにすること。知っておいた方がいいことは1冊の本が書けるほどたくさんあるんだけど、まずは、「大きくてとおる声」ってことについて、ごく簡単に。

 大きくてとおる声というのは、体に響いている声ってこと。声というのは声帯(せいたい)が息で震(ふる)えることで出るんだけど、声帯が震えるだけではそんなに大きな音にはならない。声帯が震えて出る小さな音が体に響くことで大きな音になるわけだ。

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 昨日は、その前に読み合わせをした台本を、実際に上演したビデオを見てもらった。ただの文字の連続である台本が、いわば具体的になっていくとどうなるのか、感じ取れただろうか。

 「具体的になっていく」というのはこういうことだ。台本では「机」としか書いていないけれど、舞台の上では「ある特定の大きさと形を持ち、特定の素材で作られた物体」が存在する。難しい言い方をすれば、台本に書いてある言葉よりも、実際の物体の方が、うんとたくさんの情報を持っている。その情報を発見し加えていくのが、芝居作りの大きな部分を占める。役者の演技というのは、さらにその一部なんだ。

 だから、スタッフが台本を読む時には、「机」という言葉に対して、「どんな大きさの机だろう」「何色だろう」「なにでできているんだろう」「新品かな、古びているかな」「机の上には何が置いてあるかな」とか、いろんなことを考える。

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 ひとつの芝居を作るためには、いろんな人が協力しなければならない。どんな仕事が必要なのか、よくあるパターンを紹介しよう。実際にはものの考え方や団体の状況によって、いろんな形があるけどね。

 芝居作り全体の責任者が「演出」。芝居作りに関することは、全部この人。だからプロの劇団では、演出さんの周りに人が集まって「劇団」の形になっているところが多い。

 演出さんの下に、「演出助手」と「舞台監督」がいる。

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読み合わせの時に心がけること

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-4-26 23:29
 この間は、初めて練習を見せてもらった。とっても楽しかった。

 読み合わせには技術的なこともたくさんあるけど、まずは「楽しむ」ことが一番大事。「演劇」を英語では「Play」って言うけど、これ「遊び」ってことでしょ。ガツガツがんばったり、上手にやろうとしてあせったり緊張したりするよりも、心にゆとりをもって、物語の進み方や台詞のやりとりを楽しむことが大事なんだ。

 その上で、どうやって読み合わせをするのがいいかって話。練習の時にも話したけど、その「読み合わせ」が何を目的としているかで、どんなことに気をつけたらいいかは変わってくる。今回のように、直接上演を考えずにやる場合。あまり難しいことを考えないでいいとは思う。だけど、せっかくやるのなら、頭の隅に置いといたほうがいいことはいくつかある。

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バトン

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ
執筆 : 
KAZU 2009-4-1 22:05
 本校演劇部の顧問になって驚いたことのひとつは、スタッフをとても大切にすることだった。正直言ってその頃の僕には、「芝居をやるのは役者」であるというイメージの方が強かったように思う。もちろん、スタッフは大切だしスタッフワークは好きだったけど、やっぱり心のどこかに「従」であるイメージがあった。だから、スタッフとキャストを対等に考えていくような雰囲気には少しびっくりして、でも前顧問から受け継いだ財産として大切にしようと思った。外から見ているときにはいつも、この学校のすばらしいスタッフワークに感動していたのだ。

 あれからずいぶん時間がたって、スタッフとキャストは対等であるという意識は僕自身の信念のようなものになっている。実際、今KIMIGEKIを見てみれば、ほぼ同じだけの時間をかけていると思う。スタッフ・キャストが完全分業できるような団体ではないことを前提にして、「スタッフ時間」というものが常に確保され、時には稽古なしの作業オンリーの日が存在しているのは、うちの演劇部の特徴のひとつであろうと思っている。

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充実した稽古のために

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 稽古方法
執筆 : 
KAZU 2009-3-28 18:23
 演劇の稽古を進める上で、何が大切なのかをざっと確認をしておこう。

 まずは、それぞれの稽古についてきちんと考えることだ。僕らのやっている基礎練習は先輩たちの残してくれた音楽に合わせて気持ちよく進んでいくけど、なぜ音楽が流れるのか考えてみたことがあるだろうか。たくさんの理由があるのだけれど、たとえば「テンポアップをさせない」のも理由のひとつだ。腹筋をするにしてもエアロビをするにしても、ある程度のテンポを保つことで効果が上がる面がたくさんある。せっかく音楽が流しているのだから、そのねらいをきちんと押さえた上で、そのねらいがきちんと実現できるように意識をしなければならない。

 それはたとえばある場面の稽古をするときだって同じだ。ざくっと流しながら感情の変化を感じ取るための稽古なのか、流れを犠牲にしても細かいひとつひとつをチェックしていくのか。最終的な目標は同じであるかもしれないが、それぞれの稽古の段階で何を重視していくのかをきちんと考えなければ、能率のいい充実した稽古をするのは難しい。

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顧問の仕事

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2009-3-27 8:01
 基本的に部活動というのは生徒がメインで実行するものであり、たとえば技術的な指導を「コーチ」に仰ぐにしても、そのコーチを信頼するかどうかを決めることも含めて、主人公は生徒なのである。もっとも、部活動が学校教育の一環である以上、そういうことも本当の意味では、何か大きなものの手のひらの上で動いているということなのかもしれないが、少なくとも誰かに言われたとおり動けばいい、なんてことだけでは学べない何かを学べない限り、部活動というものが存在する意味はほとんどないのだと僕は思っている。

 ただしやっぱり高校生だけではなかなかできないこともたくさんある。実はできないと思いこんでいるだけだったり、今の環境ができなくしているだけで本当はできることだったりするものもたくさんあるのだけど、その話をすると大変なので、現状に即したことで考えていこう。

 広くいえば、顧問の仕事というのは、部員が動き回る環境を整えることが第一だと思っている。演劇なら演劇なりに、何らかの技術指導のようなものができるというのも悪いことではないだろうけど、別にどうしても必要な条件ではないだろう。部活動というのは、本質的には「何を」よりも「いかに」の方が大切だと僕は信じているのだ。「演劇」を教えることができる顧問よりも、「演劇」を通じてもっと大切なことを教えることができる顧問になりたいと、僕はいつも思っている(生意気で向こう見ずで可愛くない言いぐさであることは承知した上で)。

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スタッフの基礎

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » スタッフの精神
執筆 : 
KAZU 2009-3-24 11:14
 先日も書いたように、役者にとって基礎的な技術というのはとても重要なものであり、その基礎の上にさまざまな演技などが成立している。そして、その基礎の部分を揺るぎないものにしていくのが基礎練習であり、それをおろそかにしていると、何かをやろうと思ってもそれが出来ない、という悲しい状態になってしまう。たとえばそれは、声の出し方であったり、体の動かし方であったりするわけだ(たぶんもっといろいろなことを含めていい)。

 スタッフについても同じことがいえるのではないかと思う。最小限わかっているべきこととか、出来なければならないこととかがあって、それ抜きで先に進めば、何もかもがらがらと崩れてしまうような基礎というものが。

 たとえば装置の仕事であれば、角材とベニヤ板をしっかりと固定できるだけの釘の打ち方とか、まっすぐにベニヤ板を切るとか、そういうことはやっぱり出来てほしいと思う。技術的なことだけではないけどね。そういうものがわかっていないまま装置を考えたりすると、なんだか非現実的なイメージと瓦礫の山が出来るような気がする。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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