NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - 3年生の引退カテゴリのエントリ

 今年もまた、3年生が引退するときが来た。最後の芝居の幕が下りたときも、その日のミーティングが終わって帰るときも、すぐにやってきたテストの時期も、それが終わって再開された1,2年生だけの稽古時ですら、見ないように気づかないように感じないようにしていたことに、今日は向き合わなければならない。つらいなと思う。

 当たり前のことだけど、人はそれぞれ異なった存在で、誰かの場所を別の誰かが完全に埋めることなど決してできない。すごく単純な「ノコギリでベニヤを切る」くらいのことだったら別かもしれないけれど(ホントは別じゃないね。ご存じのとおり)、芝居作りは、誰がやっても同じようにできるような、単純なパーツだけが組み合わされてできているわけではないし、そもそも、人と人とが関わると言うこと自体が、それぞれの人間をかけがえのない何かと感じることから始まるのだと思う。僕らの目の前にいるのは、大量生産される部品のひとつではないのだ。

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 「本番まであと何日!」と悲壮ぶった顔をするのは好きではない。どちらかといえば、常にいいものを作ろうと毎日稽古を続けていて、その到達点が本番であるようだったらどんなに良いだろうかと思う。もちろん、そんなことができるはずもなく、まるで〆切に追われるように限られた時間の中でベストを尽くそうと思うのだけど、それでもやっぱり、(これはお客さんに対してとっても失礼な言い方だが)、やり終えたあとで、「もっと時間がほしかった!」って思う時はたくさんあると思う。

 ひとつひとつの舞台がかけがえのない1回だから、それぞれに悔いは残したくないけど、「反省会をやって、その反省を次に生かそう」なんて考えることでも分かるように、それぞれの1回は、かけがえのない1回のまま繰り返されるわけで、入部してから引退するまで、かけがえのない1回が何度も繰り返され、この1回の反省を次の1回に生かしていくようなことは、当然のようになされているけど、そのような繰り返しさえ、いつかは終わる時が来る。今回の反省だけは、どんなに生かしたくても行かすことができない時が来る。

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カウントダウン

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ » 3年生の引退
執筆 : 
KAZU 2004-6-9 21:40
 昨日口に出してしまって改めてショックだったこと。「3年生がこの稽古場で練習をするのはあと10回」「withBACCHUSの300号は3年生にわたることはない」。改めて目の前に突きつけられると、信じられないような事実である。

 毎日の生活というのは、部活動も含めてともすれば同じことの繰り返しになりがちだ。流れるものは、それを刻むことがなければ流れを感じることは難しい。流れる水の上に浮いている一枚の葉があるからこそ、僕らはその流れの速さを感じ取ることができるのだ。水ならダムを築き、一時的にでもせき止めることができるかもしれない。でも、時の流れというのは決してせき止めることができない。僕らの思いと関わりなく、すべての人に平等に流れていく。

 もし、3日後に死を迎えなければならないとしたら、自分はどんな3日間を過ごすだろうか。その3日間は、死を宣告される前の3日間とどれほど異なったものに感じられるだろうか。本当のことを言えば、死はいつやってくるかわからない。明日死んでもいいだけの一日を、毎日過ごすべきだと考えるのは簡単だ。でも、実際にそのように生きていくことは不可能なほど難しい。僕らは、目の前に何かが迫ってくるまで、「時間」というのが有限のものであることから、目を背けてしまいがちな弱い存在なのだ。

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 「夏の夜の夢」地区発表会版、お疲れさまでした。

 様々なことがあったけれど、例によって駆け抜けてきた数ヶ月であった。悔いの残らない芝居ができただろうか。などと書いてすぐにこういうのもなんだけど、実は本当の意味で悔いの残らない芝居などないのだと思う。上演の少し前に袖ヶ浦高校の生徒から、「君津高校は完璧ですか?」って訊かれた。「完璧なんてあり得ないよ」って答えておいた。本当にそう思う。

 同じひとつの舞台を見てもらって、誰かが「ここがよかった」と言ってくれる、それと同じ部分をとらえて、「これがよくなかった」という人だっている。100人が見たら100通りの評価がある。これは多数決でいいと思った人が多ければそれでいい、と言うわけでもないのだと思う。それと同じように、同じ舞台をやったって、すごく充実した人もいれば、なにか不本意なものがたくさん残ってしまった人もいるはずだ。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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