NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - ダンスと振り付けカテゴリのエントリ

下手でも何でも

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » ダンスと振り付け
執筆 : 
KAZU 2008-12-14 14:50
 ダンスというのは、好きな人は好きだけど、苦手だなと思う人にとってはとても手を出しにくいもののひとつじゃないかと思う。たぶんそれは、うまくできるかできないかがひどくはっきりしてしまって、うまくできなければどうしようもないくらい見苦しいものになってしまうって感じがするからなんじゃないかと思う。正直言えば、その感じはものすごくよくわかるような気がする。

 それでも、今回のような機会に、「じゃあやりたい人だけが踊ってあとはスタッフに回るって感じで」という指示は出てこない。部員全員にとって、ダンスに挑戦してみることは絶対に意義があることだと思うからである。

 もしかしたら、舞台には一切立たずスタッフだけをやる、という部員がいたら、ちょっと考えるかもしれない。まあダンス以前に、全員が舞台の上とそれ以外の場所と、どちらでも活躍できるようであってほしいという顧問としての願いはあるけれども、それは別として。ただ、少なくとも役者として舞台に立とうとするのならば、単純に肉体訓練の一種としてでも、ダンスの練習をするのはいいことだと思う。(もちろん本当のダンス練習というのはそんな甘いものではないし、僕らが今やっているのは、ダンスのまねごとのまねごと、みたいなものだろうけど)

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不自然な動き

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » ダンスと振り付け
執筆 : 
KAZU 2006-7-12 16:23
 ダンスの稽古をやっていると、自分の体がどれほど自分の自由にならないか、改めて思い知って投げ出したくなる。右足を出してそのまま跳ね上げるとか、体をくるっと回転させるとか、リズムに合わせて歩くとか、見本の人を見ていると簡単そうだし、けっこう格好良く見えるのに、自分の体と来たら全然思うように動かないし、頑張って動くようにしても全然格好良くない。自分の体がまるで言うことを聞かない邪魔者に思えてくる。

 まあそういうものだし、だからこそ、ダンスの稽古をする意味がある。誰もが簡単にさっとできてしまうのであれば、僕らが稽古に取り入れる意味がないのだ。念のため言っておくと、「舞台に取り入れる」というのと、「稽古に取り入れる」というのは違うよ。「舞台に取り入れる」と言うことであれば、メンバー全員が簡単にさっとできるだけの力を持っていた方がいいに決まっているはずだ。「ダンスを稽古に取り入れる意味」というのは、ダンスの練習をすることによって、身につくものがあり、それはダンス以外のことにも役に立つ、と言うことである。

 では、その「身につくもの」とはなんだろうか。たくさんあると思うので、今回はひとつにしぼろう。

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 昔々、自分で台本を書いて演劇を上演するようなことを僕が始めた頃のこと、歌がいくつも入った芝居をみんなで作り、それなりに自信と誇りを持って、「ミュージカル」と名付けて上演した。最初から、僕はいろんな要素が入った舞台が好きだったのである。その時言われた一言、今でもズキンとするのだけど、「あれはダンスではなくてラジオ体操だ」というものであった。

 今でもズキンとする、と書いたけど、当時は本当にショックだったし、さらに言えば「あれだけ一生懸命やってつくったものに対して、なんてことを言うんだろう」なんて思ったりして、「今でもズキンとする」という言葉の8割は、そんなふうに考えてしまう当時の自分の無知に対する恥ずかしさだったりする。今は、なぜあれが「ラジオ体操」と言われなければならなかったのかが少しはわかるような気がする。

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 昨日も話したように、ダンスの練習をするというのは、単にダンスが上手にできるようにすると言うことだけではない意味がある。専門学校の役者になるための過程や劇団の養成所などのカリキュラムには、さまざまな内容の基礎的な練習が組まれている。別にダンサーやミュージカル俳優を目指していなくてダンスのレッスンが入ってくるのが普通だし、時代劇などにまったく興味がなくても日本舞踊の稽古(場合によっては殺陣の稽古も)が入ってくることが多い。それはもちろん、プロの俳優であればいつミュージカルや時代劇をやることになるかわからないから、という面もあるだろうが、それだけではない。ダンスや日舞の稽古をすることで、役者にとって非常に大切なある感覚を養うことができるからだ。

 役者というのは、基本的には生身の肉体を観客の前にさらすことで成り立っている(例外はもちろんあるけど)。そしてたとえば画家が絵筆と絵の具を使って何らかのものを具体化していくとすれば、役者は自分の肉体を使って(ここで言う肉体には、声帯なども含むはずだ)何らかのものを具体化していくのである。だから、画家が細かいニュアンスを伝え得る筆さばきを研究するように、役者は自分が意図するニュアンスを観客に伝え得るよう、自分の肉体を使いこなせねばならないのだと思う。

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 メールで質問をもらっているので、その返事を兼ねてダンスの話。酒井はダンスが出来るわけでもないし、専門に勉強してきたわけではないから、ダンス入り芝居をたくさん作ったり作るのを見てきたりした経験でものを言ってることを前提に書く。これから書くことは全体としてものすごく乱暴でおおざっぱな言い方であり、本当はもっともっと複雑で、奥が深いものであることをあらかじめ断っておきたい。

A、美しく正確に身体を動かすこと。
B、身体の動きを、単に動きではなく表現にしていくこと。

 どちらも大切で、ダンサーというからには、まずAが前提で、さらにBが出来なければお話にならないのだと思う。僕らはまず、その前提となるはずのAが大変だ。そして酒井は、Aが出来ていないのを「下手なダンス」、Bが出来ていないのを「ラジオ体操」または「しょうもないダンス」と呼んでいる、だいたいにおいて。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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