NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
サイト内検索
演劇関係のブログなどへのリンクです。ぜひクリックしてみて下さい。
にほんブログ村 演劇ブログへ にほんブログ村 演劇ブログ 高校演劇へ にほんブログ村 演劇ブログ 劇団・役者・裏方へ にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
  • カテゴリ 芝居作りの気持ち の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

with BACCHUS - 芝居作りの気持ちカテゴリのエントリ

長期休みの前に

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2008-8-11 10:08
 言うまでもなく人間の生活というのは、部活動を中心に回っているわけではなく、ましてや演劇をやるために僕らが生きているわけではない。君たちの生活の一部であるはずの高校生活の、さらにその一部であるはずの部活動として、君たちが演劇を選んだに過ぎない。だから長い休みの前になると僕は、むしろ「1週間くらい演劇のことをすっかり忘れて過ごしてごらん」と言いたくなる。だいたい、1週間続けてお休みができるなんて、盆暮れ正月くらいだし、ほっとくと24時間中20時間くらい芝居のことを考えていたり、芝居のことで悩んでいたり、芝居のために汗を流したりしていそうな、一生懸命なメンバーだからだ。

 というわけで「滅多にない1週間休みなんだから、芝居のことなんかすっかり忘れておいで」といえればそれでうれしいし、僕自身の本音でもあるのだけど、残念ながらそういうわけにはいかないようだ。気がついてみればものの見事にいくつもの締め切りが休み明けに設定されていて、特に台詞をがんがんと頭に入れてこないと次の稽古でみんな(あるいは演出担当者)にいじめられるのだろうなおもうと、なかなか芝居のことを忘れているわけにはいかないらしい。まあ、残念ながらそれが現実なのだろう。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (4794)

傘をさす

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2008-2-14 8:44
 朝、仕事で通学路に立っていた時の話である。心当たりのある人がいるよね。小雨の中傘も差さずに歩いている部員が何人もいて、ショックを受けた。みんなの中からも体調管理なんて話があった数日後だ。「家を出ている時には降っていなかった」「このくらいなら大丈夫」ということかもしれない。前者は無計画で後者は無責任だ、と僕は思う。風邪ひとつ引いたことがない人が言うなら、それなりの説得力もあるんだけどね。そうじゃないし。

 仕込みやばらし、荷物移動の時に雨が降ると憂鬱になる。僕らが使う機材の中には濡れては困るものがたくさんあるからだ。電気関係のものは当然だが、装置などにしても濡れてしまったら壊れたりするものがあるし、衣装だってそうだ。一見濡れても大丈夫そうなものですら、その水気を舞台に持ち込まないためには、濡らさないように気を配らなければならない。そのために僕らは、多くの「雨具」を準備し、たくさんの手間をかけて荷物を運ぶ。それが当然であると思っている。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (4391)

全員で基礎練習

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2007-3-31 8:01
 基礎練習を全員でできないというのはやっぱり淋しいものである。

 もちろん基礎練習というくらいだから、演劇を行うのに必要な基礎的な身体訓練をしているわけなんだけど、僕は「基礎」といういう言葉に、演劇部という集団の基礎を固める為の練習という気分をこめていたいと思っている。技術的・体力的な意味だけではなく、精神的な意味も含めて。まして今のように部の中をふたつに分けて活動しているような状況の中では、全員がひとつになって同じ汗を流す時間は非常に貴重であると思う。だからこそ、役者もスタッフも一緒に同じことをやっているのである。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3717)

長期休み

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2007-1-9 10:33
 あけましておめでとうございます。今年も始まったね。365日に一度巡ってくる1月1日がおめでたいかどうかと言えば、それだけでは別におめでたくも何ともないわけで(よくする話だな)、ただ「おめでとう」といいながら何かを確かめる心の働きのみに意味がある。そういうふうに心を働かせることができるってことが、たぶん一番おめでたいんだな。

 KIMIGEKIで一番長い休みは冬休み。一番長いと言うよりも、唯一の長期休みという感じだ。みんなは何をして過ごしていただろうか。そういえば、休み前に「ビデオを借りなくていいの?本を借りなくていいの?」としきりに1年生に声をかけていたメンバーがいた。ことさらに口添えはしなかったけど、そのように思う気持ちは大切なものだと思った。

 僕らは普段案外忙しくて、目の前にある課題をクリアすることに必死になりがちだ。特に芝居作りに関して言えば、毎日がテストと答え合わせのような状況が続きがちである。もちろん、テストを受ける中で得るものはとても多いのだけど、時にはテストという形ではなく、じっくりと何かを吸収しようという時が必要なのは、勉強も芝居作りも同じだと思う。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3822)
 朗読の会「さざなみ」さんによる朗読のステージ、どうだっただろうか。

 もちろん、ステージ作品として高い水準だったと思う。専門的なトレーニングをそれほどしているようには見えないし、失礼ながら、それなりにお年を召した方々もいらっしゃって、たとえば高校生である君たちのような声の出し方は難しいだろう。しかし、高校生である君たちが腹筋と声帯を駆使し、部屋のガラスをびりびりとふるわせたとしても、絶対に出すことが出来ないパワーというものも存在し、今日見せてもらったものは、まさにそのようなパワーだったと思う。

 空気をふるわせることで音は出るわけだし、その空気をふるわせる力が強ければ確かに大きな音にはなり、それは確かにパワーといっていい。しかし、本当にパワーのある声は、単なる「音」ではなく、空気を含めた物理的なものだけではなく、人の心をふるわせるのだ。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3563)

プレゼント

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2005-12-12 16:49
 生徒会の顧問として、予餞会という行事を何度も担当してきたけれど、一緒にやっていく実行委員のメンバーにいつも言うことがある。「僕は自分が担当する学校行事の中で、この予餞会が一番好きだ。それはこの予餞会が自分のためではなく誰かのためにやるものだからだ」ってことを、折に触れて話すし、その気持ちに間違いはない。

 できないことができるようになるのはとてもすばらしいことだと思う。「自己満足」と言えばそれほどいい言葉ではないようにとらえられてしまうかもしれないが、「自己満足」っていうのは大事だ。芸術活動とまで言わなくてもいい、表現というものは、まずは自分の中に形にしたい何かがあって、それを思ったような形で表に出すことで自己満足するのがまず最初だと思う。伝えたい欲というのは、多分その後に、その直後に来るのではないだろうか。

 絵でも歌でもダンスでもいいけど、自分で作ったものがあって、それは多かれ少なかれ自分の表現であり、それが誰かにほめてもらえたら、とっても嬉しいものだと思う。自己満足があり、更に他者満足まであったとすればそれはすばらしいことで、実際は自分が満足するほど他人を満足させられないことの方が多いはずだ。でもだからと言って他人を満足させられないものには価値がないというのならば、それはどこか大事なものを落っことしてしまった考え方のような気がする。

...続きを読む

考えるな、感じろ

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2004-5-16 13:00
 「考えるな、感じろ」という言葉、いい言葉だと思う。僕らが考えられること、理解できることというのは、感じることの一部でしかない。もちろん思考能力を持つ人間である以上、思考停止の状態になるのはよいことではない。しかし、理解することにばかりこだわっていると、大事なものを失ってしまうことだってある。

 稽古を見ていると、演出がどんと前に立っていて、芝居の進行を途中で止めながら、「うーん、どうすればいいのかなあ」とかうめいている。「ここはこういう対応なんだけど、つかめそうかな」なんて言って、役者が一生懸命それを理解しようと苦しそうな顔をしている。まあ、それは基本であろう。それはそれでいいのだ。どの段階にせよ、そういうことは必要だと思う。しかし、そうやって演出担当や役者が理解しようとしている時間が、あまりにも長すぎるように感じたのも確かであった。1回演じてみて5分考えるよりも、2回演じてみた方がいい場合だってたくさんあるのだ。特に今回のような芝居は。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3299)

骨までしゃぶる

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2004-4-5 9:10
 合宿最終日。さっき稽古前の様子をちらりと見たが、さすがに疲れがあるのか、少しまったりとした雰囲気だった。僕はスーツを着込んで別モード。なんとなく悔しかった。

 昨日は通し、御苦労様。現段階の到達点を、一応は示せたと思う。見てくれた先輩たちからの指摘、さすがに的確であった。稽古の中でも感じられた問題点を、はっきりと見つけ出してくれたように思う。何よりもありがたいなと思うのは、今が本番約2週間前の発展途上の段階であることを踏まえた上で、単なる感想ではなく、今後僕らが取り組むべき課題を目の前に突きつけてくれたことだろう。ある時期、同じ時を同じ芝居作りに賭けてきた人間だからこそ、できることなのだと思う。すばらしい贈り物だった。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3396)

経験の差

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居作りの気持ち
執筆 : 
KAZU 2004-3-31 16:30
 芝居における「正解」は、断固としてひとつではない。

 そんなことを考えるのは、時々「こうやってみたら」「こんな手もあるよ」と稽古の中で話す時だ。演出が苦労してあれこれ考えていたり、キャストやスタッフが行き詰まっている時、ついそうやって言葉をかけてしまう。こうやった方がもっといいのに、何でそれに気がつかないんだろうってイライラしてしまってついしゃしゃり出てしまうこともある。そういえばかつては、おおざっぱな立ち位置や台本読みの方向性だけを早いうちに一方的に指示をして、その上で演出に引き渡していたこともあった。

 そんなふうにやっていると、ちょっと複雑な気持ちになる人もいるらしい。わかる気がする。そんな時、「しょうがないだろ、経験に差があるんだから」って言う。本当にそうだ。僕が自分で演出をした芝居を数えるだけでも、みんなが関わった芝居の数の何倍もある。何十倍かもしれない。で、経験が教えてくれるものは、「こういう状況の時にこうやったらいい感じだった」というノウハウである。それが積み重なってきた時に、無意識にそういったノウハウを検索して、「こうやったら」なんて発言ができるようになってくる。円形舞台の使い方なんて、演劇舞台を使ったプロの芝居をいくつも見ていれば、たくさんの引き出しが頭の中にできていくものである。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3259)
 昨日の稽古の中で、「稽古場の雰囲気を明るくする」といったような話が出ていた。「明るい稽古場」「楽しい稽古」ってどんなものなのだろうと思う。もちろん、いつも笑顔が絶えない冗談が飛び交うような雰囲気、ということでないのは確かだろう。そういう雰囲気になったり作ったりすることはあるけれど、それだけではダメだし、そうでなければダメだというわけでもない。

 「明るい」とか「楽しい」とかいう言葉とはややずれるかもしれないけど、「明るさ」とか「楽しさ」の根底には、かならずある種の充実感があると思う。端的に言えば、1時間の稽古をすれば1時間だけやりがいがあった、と思える稽古であることがまず大切だと思うのだ。芝居がぐんぐんいいものになっていくとか、楽しいシーンなら見ている人も思わず笑ってしまいやっている人もノリノリでやれるとか、緊張感のあるシーンならピンと張った空気が稽古場に充満しやってる方が思わず涙ぐんでしまうとか、そういうことだけではない。たとえうまくいかなくたって、それが自分たちの精一杯であれば、充実感というのは感じられるのだと思う。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3407)
with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

カテゴリ一覧
アーカイブ
最新のトラックバック
、ウ、ホ・レ。シ・ク、ホタ霹ャ、リ