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with BACCHUS - 役職の人の心がけカテゴリのエントリ

顧問の仕事

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2009-3-27 8:01
 基本的に部活動というのは生徒がメインで実行するものであり、たとえば技術的な指導を「コーチ」に仰ぐにしても、そのコーチを信頼するかどうかを決めることも含めて、主人公は生徒なのである。もっとも、部活動が学校教育の一環である以上、そういうことも本当の意味では、何か大きなものの手のひらの上で動いているということなのかもしれないが、少なくとも誰かに言われたとおり動けばいい、なんてことだけでは学べない何かを学べない限り、部活動というものが存在する意味はほとんどないのだと僕は思っている。

 ただしやっぱり高校生だけではなかなかできないこともたくさんある。実はできないと思いこんでいるだけだったり、今の環境ができなくしているだけで本当はできることだったりするものもたくさんあるのだけど、その話をすると大変なので、現状に即したことで考えていこう。

 広くいえば、顧問の仕事というのは、部員が動き回る環境を整えることが第一だと思っている。演劇なら演劇なりに、何らかの技術指導のようなものができるというのも悪いことではないだろうけど、別にどうしても必要な条件ではないだろう。部活動というのは、本質的には「何を」よりも「いかに」の方が大切だと僕は信じているのだ。「演劇」を教えることができる顧問よりも、「演劇」を通じてもっと大切なことを教えることができる顧問になりたいと、僕はいつも思っている(生意気で向こう見ずで可愛くない言いぐさであることは承知した上で)。

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正しい過程

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2008-9-15 7:06
 「判断が正しい」って言う場合、多くは「結果」を見ていると思う。でも僕は、それと同じくらい「判断をする過程」が正しいかどうかが大切だと思うのだ。もちろん、「正しくない過程」から「正しい結果」が生まれてくることだってあるだろうし、「正しい過程」だったからといってその結論が正しいとは限らない。でも、どちらかを選べと言われたら、僕はたとえ結果的に間違っていても、「正しい過程」を大切に意識する人を選ぶ。

 まじめで一生懸命な集団であればあるほど、リーダーの下す判断は大きな意味を持つ。みんながその判断を大切にして動くからだ。責任感が強く自分の立場に自覚的であるリーダーほど、判断を下す怖さを知っているはずだと思う。本当のことを言えば、たとえば部活動という集団においては、リーダーの判断を絶対視することはかえってリーダーを追い込むことになりかねないのだが、この話は今回はやめておく。ともあれ、自分の判断で誰かに動いてもらうような立場になれば、正しい判断を下せるよう必死になるくらいの気持ちは、誰もが持っているはずだと思っている。

 にもかかわらず、100%正しい判断を下せる人なんかいない。ある程度は正しくないことを前提に、リーダーも集団も動かなければいけないのだと思う。たとえば、少し余裕を持っていたり、次の手を考えたり、正しいかどうか自分の頭で判断したり、ということだ。それと同時に、たとえ結論が間違っていたにしても、結論を出した人の誠実や努力、結論を出すやり方のようなものについては信じていたいと思う。

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次の判断

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2008-8-8 9:37
 常に「正しい判断」ができるにこしたことはないのだけど、実際にはそうもいかない。一国のトップである総理大臣だって怒られることはたくさんあるのだから、まだ20年と生きていない君たちならなおさらだ。だから、「判断というものは間違っていることが多い」ってことを前提として、「だからどうする」って考えていかなければならないってことになる。とにかく、何らかの判断がなければ、物事というのは先へ進んでいかないからだ。

 そういう点から考えても、「80パーセント正しい判断が1時間後に下される」よりも、「40パーセント正しい判断が5分以内に下される」ことの方がよい場合も案外多い。これは、正しい判断を追求する必要がないということではない。判断を下す人間は、自分の能力の限界まで正しさを追い求めるべきだけど、判断の意義というのは、必要なときになければ消えてしまいかねないものでもあるのだ。

 比喩的な言い方をすれば、人間の目が届く範囲というのは限りがある。薄暗がりの中を歩くようなもので、目の前のものははっきり見えるけど遠くのものはかすんで見える。もっと遠くのものは闇に中に消えている。そういうなかで、誰が確信を持って動けるだろうか。おそらく、見えるものを手がかりに判断しながら、ゆっくりゆっくり進んでいく、そうする中で次第に見えてくるものを手がかりに、また次の判断をしていくに違いない。場合によっては後戻りをすることもあるかもしれないし、間違った道を選んで痛い目に遭うかもしれない。だけど進まなければ先は見えてこないのである。

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「忙しさ」対策

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2007-9-24 10:04
 とても久しぶりである。みんなも部活に勉強にと忙しかったと思うけど、僕も正直吐き気がするほど忙しかった。忙しいというのはとっても怖いことで、普段なら感じられるいろんなことが感じられなくなってしまう。「感じる」というのは実は案外面倒なことなので、一定以上に疲れてくると、その面倒を避けたくなるらしい。それはたぶん自己防衛本能なのだけど、人間は誰でも他人よりは自分がかわいいものだろうから、結局他人の痛みに鈍感になるようになりがちだ。「それは絶対に許せないことだ」とかいっていたらたぶん僕らは生きていられなくなる。せめてあまり忙しくなりすぎないように、自分の忙しさにかまけて、他人の痛みを全く無視できてしまうようにならないようにしていくしかないのだと思う。もちろん、自分自身の痛み(肉体的な痛み&精神的な痛み)に無関心になってしまうのも、それと同じくらい恐ろしいことであるのだけれど。

 忙しくないようにするにはどうしたらいいか。僕自身が忙しさの達人なので、ある意味説得力持って話せると思っているのだけど、秘訣は「捨てる」ことにつきる。「やらなくちゃ」と思っていることの半分くらいを、「やらなくてもいいや」と思えれば仕事は半分になる。それだけのことだ。まあ、半分に減らないこともたくさんあるし、半分になってもその半分が徹夜3日分だったりすることもあるんだけど、それはまた別の話として。

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一人でやるべき仕事

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2007-1-12 16:14
 「みんなで決める」とか「みんなでやる」みたいな感覚が好きな人というのはけっこういて、HRなどで係をひとり選ぶというときに、「○○さんと二人ならやってもいいです」みたいなことを言われたりすることがある。HRで何かを決めるときなども、黒板の前に取りまとめ役が立って会議の司会をするのはいいんだけど、時々二人が黒板の前に立っていて、「どうしよう」ってふたりが話している時間の方が長かったりする。

 一人ではなく二人でやりたいのは、一人ではできないほどの仕事の量があるからではなく、二人で力を合わせた方が能率的に仕事ができるからでもなく、単にひとりで判断をする責任から逃げたいだけであるということが、実際はかなりあるような気がする。しかし一方で、そういう精神状態ではできない仕事がたくさんあるのだ。物事を判断し実行すると言うことは、突き詰めて考えればひとつの頭脳でやるべき営みである。また実際の仕事のあり方を考えても、いわゆる合議制でやるべき仕事と、ひとつの頭脳が素早く判断をして行うべき仕事とは、区別するべきだ。「係をひとり選ぶ」などというのは、合議制ではなく一人が判断してやった方が効果的であるから、わざわざ「ひとり」となっているのかもしれないし、それを二人でやれば、逆にマイナスになってしまう可能性がある。

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部活ごっこ

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2006-10-31 8:45
 「部活ごっこ」というのは大変失礼な表現だと思うけど、ある種楽しい感じでこの言葉をとらえてもらえるとうれしい。運営の中心になっている2年生がいない数日の部活動。とっても特別な数日間だと思う。

 いつものように部活の時間が始まり、それなりにいろんな事があって、みんなであの坂道を下っていく。それは本当に毎日繰り返される当たり前のような風景だけど、決してそれは当たり前に当然に存在しているものではない。多くの人たちが築き上げ、維持し、さらに積み重ねていくことで初めて成立しているものなのである。1年生ももちろんその担い手ではあるのだけど、こんなふうに2年生がすっぽり抜けてしまうと、上級生というのがいったい何をしているのか、自分たちに何ができて何ができないのか、もしかしたらある程度見えてくるのかもしれない。

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決断力

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2006-9-15 21:37
 こんなちっぽけな演劇部だから、みんなが自分の仕事を持ち、それどころかみんなが何らかの形で「チーフ」という立場で、他のメンバーに指示を出したりとりまとめをしているのが、今の僕らの現状である。こういう現状を、ちょっと嬉しく思っているのは、先頭に立つにせよ、後押しをするにせよ、「チーフ」という立場でなければわからないこと、そういう立場に立つからこそ成長することが確実にあるからだ。

 チーフとしてみんなの前に立つとき、一番大切なものは何だろうか。ひと言で言うなら、「決断力」だと僕は思う。右と左に道が分かれているときに、「こちらに行こう」と決めることができる力。みんなが迷子になったときに、「あそこをめざそう」と言うことができる力である。先日の稽古の時にも、「そこでひと言、『そうします』と言ってくれればいいんだよ」なんてささやきが聞こえてきた。確かにその通りで、メンバーからどんなすばらしい意見が出されても、チーフの「そうします」というひと言がなければ、チームは動けないのである。

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初めてのお留守番

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2005-10-21 17:15
 みんなは笑うかもしれないけれど、日頃部活を見ている顧問にとって、自分がいない間の部活というのはひどく不安なものである。たぶん技術的な面に関してはそれほど心配してはいない。僕自身別にそんなに「演劇の指導」をしているというつもりはないし、実際稽古を見ていても、少なくとも基本的な部分に関する限り、みんなは自分たちで芝居を作っていくことができると思う。今回のように、1年生だけで部活をやるという場合であってさえも。まあ、「芝居を作る」のと「公演を打つ」のとはちょっと違う部分はあるし、その違う部分について、1年生だけでは心許ない部分は確かにあり、まして「作る」のうえに「きちんと」とか「よいものを」とかつけようとすると、ますます心許ない感じがしてくるのはもっと確かであるが。

 ともあれ技術的な面に関してそれほど心配をしてないとすれば、何が心配なのかというと、たとえば怪我でもしたときとか、帰り道にトラブルにあったときとか、そういうことを考えてしまう。もちろん顧問は一人ではないのだし、そういった事への対処は、学校の中で部活動をやっている限り当然きちんとしているわけだけど、それでもやっぱり、「自分のいないところで怪我なんかされたくない」っていう強い気持ちが自分の中にある。ある種の自負のようなものなのかもしれない。

 そんなこというなら、自分が修学旅行なんかに行っている間、部活をなしにすればいいって事になるわけだし、で、実際にそうするのも悪くないなって気もするわけだ。たまには少し部活から離れて、思い切り勉強するもよし、普段読めない本を読んだり映画を見たり、部活以外の友達と遊んでみたり、いや部活のメンバーとだって部活以外で共に過ごすのも悪くないと思う。体力、精神の充電とかね。

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役割分担

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第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2004-10-25 12:00
「リーダー」という言葉には、なにやら人格と結びついた特性のような匂いがする。たとえば、今の僕ら演劇部の「リーダー」は誰なのだろうって思う。
 指示を出す人がリーダーであるという言い方をするならば、今の僕らの中には何人もリーダーがいて、いや、それどころか、誰もが何らかの側面でリーダーをやっている。そして、僕らはそれをリーダーと呼ばずに役職の名前で呼び、一番リーダーという言葉に近いのはチーフという言葉であろう。

 その指示にみんなが喜んで従うかどうか、といった精神的な要素になると、正直言ってよくわからない。ただ思うのは、自分が所属する団体における指示というのは、必要だから存在するのであって、「喜んで」従うとか、「いやいや」従うとかいったこと自体が妙だと思いたい。宿題として難問が10問科せられたとして、ひとりで10問はできないから、5人仲間を集めてひとり2問ずつやってくる。それぞれが一生懸命考えた答えをみんなでノートに写しながら、必死で理解しようとする。僕がイメージする指示というのはそういうものだ。仲間を集めた、あるいは仲間として集まったのも自分の意志だし、ひとり2問やってこようと決めたのも自分たちだし、第一ひとりでできないことをみんなでやればできるってことなのだから、 「喜んで」も「いやいや」もないのだ。だって大切なのは、指示に従うことではなく、みんなの力で目的を達成することなのであり、そのためにもっとも能率のいい方法がそれだということを僕らは知っているからである。

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新部長決定によせて

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 役職の人の心がけ
執筆 : 
KAZU 2003-4-7 16:50
 新学期が始まった。みんなもそれぞれ新しいクラスと担任が発表になり、新たな環境を目の当たりにして、それなりの戸惑いと気負いを感じていることだろうと思う。酒井も同じである。

 部の方は、合宿の最後に新しい部長と副部長を決定させてもらった。これから3年生が引退するまでの引き継ぎ期間がおわると同時に、新しい形で部が運営されていくことになる。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

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