NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - 能率良い作業の為にカテゴリのエントリ

 「箇条書きにしてみなさい」というのは、それほど難しいことではないはずだ。「今日やらなければならないことを箇条書きで書きなさい」と言われれば、「はい」と答えてすぐに出来そうな気がする。しかし実際に書き上げて誰かに見せてみると、「これが抜けてるんじゃない?」って言われることが少なくない。難しいことではないかもしれないけれど、実はそれほど簡単なことではないのである。

 ひとつは、数え漏らしである。「1から10までの自然数をあげよ」といわれて「7」を忘れるのは単純ミスだけど、案外そういうミスはしてしまうものである。もう少し難しくなると、「1から20までの素数をあげよ」なんて問題になる。これで「17」をちゃんとあげられるのは、自然数をきちんとあげるよりもかなり高度な知力が必要になる。知力と言うより、知識といった方が良いかもしれない。

 それでもなお、こうやって抽象的な概念(=数)を数え上げるのは簡単なのだ。こういう概念は、ある意味で最初から数え上げられるために存在しているからである。ところが、現実に行われる行動とか、頭の中の考えを数え上げようとすれば、そんなふうに簡単にはいかない。

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 昨日にようにホールに行ったときだけではなく、そう感じるときはやっぱり多いのだけど、2年生の方が1年生より動きが速い。気がついたらすっと動いているときもあるし、すかさず「はい」と手を挙げるときもある。物事が流動的に動いているときはいつも、そんな機敏さがありがたく思えるし立派だと思う。

 動きが速い人というのは確かにいる。仮に、「上の人」が言った「黒のビニテくれ」って言葉がスタートの合図だとすれば、ほんの1秒後には他の人よりずっと先を走っている人が。実はこれ、陸上競技で言うような意味で「スタートダッシュが早い」のではない。正直に言えば「フライング」をしているのだ。つまり、「黒のビニテくれ」という言葉が出るよりも前に、次にその言葉が出てくると予想して、それに対する対応をしているのである(まあ、黒のビニテくらいならいつも持っていたいものだし、実は本当にずっと身につけていた人が何人かいたことに、正直僕は昨日感動したのだけれど)。つまりは、先を読む力だ。

 だから「ビニテ」と言われれば、すかさずビニテを渡すことが出来るし、ちょっと先端が出ていて取りやすくなっていたり、必要な長さに切ってあったりする。「ビニテですね」と叫んで取りに走る人がどんなに素早く動いたって、確かに勝てない。もちろん勝ち負けの問題ではないのは当然なんだけど、僕はそういうことが出来るのをとってもかっこいいと思うし、そういうことをさりげなくできる人にあこがれる。

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 何かをやろうとする時に、きちんきちんと最初に戻って考えるのは大切なことだ。ごく当たり前のようにやっていることを、「なぜそうするのだろう」と考える。当然の方に行う手続きを、「どうしてこれが必要なのだろう」と考える。そのようにすることで、条件反射のように行っていることの本当の意味を確認することができる。本来大切なのは、手続きではなくその奥にある精神である。精神を忘れた手続きは、時々無意味なものになる。いやそれどころか、本来の精神を歪める、有害なものになりかねない。

 そんなことを感じるのは、たとえば舞台監督が書類作りに追われている姿を見る時だ。活動を円滑に進めるためには、確かにきちんとした書類があった方がいい。たとえばスケジュール表1枚だって、それは僕らにとってとても大切なものになる。僕ら全員がどのように動いていくかの道しるべであるのみならず、僕ら全員の「こう進めていこう」という意志が形になったものであるからだ。しかし、それはあくまで活動を円滑に進めるための手段に過ぎない。立派なスケジュール表を作るために、僕らは考えたり動いたりしているわけではないのである。

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 なにごとをやるにしても、優先順位というものをきちんと考えなければならない。今回の小屋作りに関して、一番考えてほしいのはそこである。やらなければいけないことが3つあるとして、その3つをどのような順番でやるべきなのか、どのような順番でやるのが一番能率がいいのかをきちんと考えて行わなければ、できるものもできなくなるのだ。きわめておおざっぱに言うと、優先順位が高いものは2つあると思う。

 ひとつは、時間制限があるものだ。自分たち以外と関わる場合に多くこういうことがある。日曜日にケーキを作ろうと思って材料を買い求めるとしたら、平日午後5時までしか開いていないお店でしか売っていないものは、平日午後5時までに買っておかなければならない。それだけのことである。ところが、それができない。

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 お金にしても時間にしてもそうなのだが、大きな枠で計画を立てて、次に小さな枠をきちんと作ることを忘れないでいたいと思う。今回は特に時間についてそれを感じる。それも、1ヶ月とか次回上演までといった大きなスケールの問題ではなく、半日かけて芝居小屋を作るといった、比較的小さなスケールでのことである。

 話を分かりやすくするために、料理にたとえよう。1,必要な物を集める。2,材料を切る。3,切ったものを煮る。4,食器に盛りつける、という4つの手順を2時間で行う。それを計画するのに、「2時間で料理を仕上げる」という大きな枠で考えた上で、さらに細分化する。上記のように4つの手順に分けた上で、手順1に60分、2に10分、3に30分、手順4に15分、残り5分は予備という風に時間を切っておくのである。

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 パネルを上演中に移動するというのは、今の僕らにとってはなかなかの難題だ。県の大会などを見ていると、びっくりするほど短い時間で、巨大な装置を組み立てたり片づけたりしていて、そういった姿に憧れる。いきなりあんなことは出来ないかもしれないけど、少しずつでも自分たちにできることを増やしていきたいと思う。

 今日2回目のパネル移動の練習。こういったことをきちんと練習してリハーサルを迎えるという感覚がまず一番大切。そして、チーフを決め、そのチーフの指示に全員がきちんと従うことによって、今までできなかったことをきちんとできるようにしていくっていうことが、ごく当然であるのも大切なことだ。

 それぞれが勝手なことを言っていたのでは、出来るものも出来なくなる。チーフのイメージでまず全員が動いてみて、その上でまず、チーフが問題点を把握し解決法を考えること。その時点では、全員は単なるパーツであってかまわない。ジグソーパズルのピースがいちいち勝手に動いていたのでは、大きな絵にはならないのである。また個人の機転で解決してしまった問題が、次の時にはできなくなるかもしれない。チーフの作った計画が、その通りにやれば失敗するものであるなら、きちんと失敗する(怪我をするようなものでは困るから、それは各人の判断でストップをかけるべきだが)ことも、練習の段階では必要だ。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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