NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - PR・観客への対応カテゴリのエントリ

 初日の幕が上がった。上手とは言えないけれど、今の僕ららしい暖かい舞台になっていると思う。

 最初の公演が終わり、改めてお客さんというのはありがたいものだと思った。極端な言い方に聞こえるかもしれないけれど、今回の舞台が成功だとすれば、そのために一番功績があったのは、最初の公演に来てくれた10人ほどのお客さんだったのではないかとさえ思う。最初から「楽しもう」という意識を持って会場に来てくれていたし、それを実にはっきりと表に出してくれていた。正直それほど鮮やかとは言えないギャグにもきちんと反応してくれて、おかげで芝居が進むにつれて役者の表現が伸びやかになっていった。

 そういうお客さんが真っ先に来てくれるのは、一応は今回の「整理券」方式を含めた事前の広報活動の力と言っていいだろう。しかし、それよりも大きいのは、このKIMIGEKI(=君津高校演劇部)という一種の「ブランド」を育ててきてくれた先輩達の力だと思うのだ。ひとつの公演に足を運び「観に来てよかった」という気持ちで会場を後にすれば、同じ団体の次の舞台も見たくなる。そしてその次の舞台も期待を裏切らないものであれば、その次の舞台を楽しみに待ってくれるようになる。期待感・信頼感のようなものが生まれてくるのである。

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 本番というのは、なんといってもお客さんが来てくれる、という点で特別な活動である。お客さんに見てもらえない演劇というのは、基本的には存在しないのだ。時々、「自分たちが気持ちよくできればいい、自分たちなりに頑張ればいい」というニュアンスの言葉を耳にすることがあるけれど、正直いって何か勘違いしているのではないかと思う。お客さんを大切にする意識が、お客さんなしには成立しない演劇に携わる人間にとって、何よりも大切なのだと僕は思う。

 お客さんを大切にするというならば、なんと言っても完成度の高い、人の心を打つ舞台を作るのが一番だ。だからこそ僕らは日々の稽古で苦労するのだし、そういう目標が「さまざまなことを知りたい、できるようになりたい」と思う原動力であるのだ。しかしそれと同じくらい、必要なことがあると僕は思う。

 いわゆる高校演劇の世界のように、お客さんに対する配慮などはすべて自分たち以外の人がやってくれて、自分たちはまるで運動選手か何かのように準備と本番、そして片付けに集中できるということもあるかもしれないけれど、むしろ「芝居をうつ」やり方としては例外的なものなのではないかと僕は思っている。狭い意味での「上演」は舞台の上で何かを繰り広げることを示すのかもしれないが、広い意味での「上演」はPR活動や受付やパンフレットやアンケートやWEBでのお礼まで、舞台の外のことをいっぱい含んでいるものだと思う。

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幸せな循環

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » PR・観客への対応
執筆 : 
KAZU 2007-4-13 9:45
 新入生歓迎公演終了である。お疲れさまでした。

 最終日の最終公演、とてもいい雰囲気で上演することができた。正直、お客さんに助けてもらったね。しかし、お客さんが助けてくれる雰囲気を作るのも、やっぱり上演する側の責任だと思う。演劇というのは、上演する側だけで成立するものではなく、見てくれるお客さんと、上演を支えてくれる「小屋」(そこで働いている方々を含む)の三つがそろって、はじめて成立するものだからだ。

 そういう意味では、2本目の最初に行ったパフォーマンスは大きかった。ちょっとしたことだけど、一気に観客を味方にすることが出来た。演劇というのは、「緞帳が上がってから下りるまで」行われるのではない。観客が上演会場に入ってから出るまで、それどころかはじめて上演の情報を目にしてもらうところから始まっているのである。

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公開稽古

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » PR・観客への対応
執筆 : 
KAZU 2004-5-22 13:10
 こういっては何なのだが、僕は稽古場を誰かに見てもらうのが好きである。実を言うと、本番を観客に見てもらうよりも好きなくらいで、それはたぶん、本番というのはある意味では、完成形であるのに対し、稽古というのはいつも発展途上だからだと思う。僕自身が、完成したものを鑑賞するよりも、努力をして少しずつでも前進していく姿を見る方が好きだからだろう。結果よりも、過程の方に興味があるのである。

 とは言っても、やっぱり人には見てほしくないなってときもあって、積極的にこの稽古場を人に見てほしいと思うには、それなりに自信がないとダメだ。誰に見せても恥ずかしくない稽古場というのは、参加している全員の自覚と、稽古そのもののシステムがきちんとしていることが前提なのであり、今日、できれば多くの人に稽古場を見てほしいなって思うのは、今の稽古場が、少なくとも僕の目には、とっても鮮やかなものに見えるってことでもある(芝居が芝居だから、こんな馬鹿なことをうちの子はやっているのかと、保護者の方がびっくりしてしまうことはあり得るかもしれないけど。それは少し心配)。

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本番前日

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » PR・観客への対応
執筆 : 
KAZU 2003-1-14 18:50
 昨日は、「詰めが甘い」とかなり厳しい言葉で言わせてもらった。あとでちょっと後悔したけど、言わないでおいても後悔しただろうから、あれでよかったのだろう。もちろん、担当の人間がめいっぱい頑張っているのは知っている。知っているからこそ、言いたくなるし言えるんだと思っている。

 多かれ少なかれ、上演をするっていうのはすべてそうなんだとは思うんだけど、特に今回のような形での上演は、「招待する」って印象が強い。自分の家に大事なお客さんを迎えるような感じって言うのかな。うまく言えないんだけど、芝居がプレゼントだとしたら、それをどんなふうにラッピングして、どんなふうに渡すか、みたいなこともやっぱり大切だと思うんだよ。

 玄関はどうなってるかとか、お客さんが脱いだ靴をどうしようとか、整理券を持っている人と持っていない人の区別をどうしようとか、雨が降ったら傘はどうするんだとか、おくれてきたお客さんがいたらとか、来てくれるお客さんの立場になって行動をイメージすると、こちらで気を遣わなければならないことがたくさんあることに気がつく。今回は出演者やオペレーターがとても多くて、上演前に体が自由になる人がとても少ないから、なおさらきちんと気を遣って、ストレスなく芝居が始められるようにあらかじめ考えておかなければならない。芝居を始めるきっかけひとつだって、客席と出演者とオペレーターの様子を見ながら、誰かが判断してそれを伝えなければならないし、今回のような形の上演では、それほど簡単なことではないはずだ。

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 地区の大会、自主公演とやってきて、多くの感想やアドバイスをいただいた。とてもありがたいことである。せっかくもらったものだから、謙虚に受け止めたいし、それらを次の舞台に生かしていきたい。が、受け止めるにしても生かすにしても、その方法がある。
 以下、感想やアドバイスを届けてくれた人には一見失礼なような文章になるかもしれないけれど、感謝の気持ちを前提として、こちらの対応の話なので勘弁してもらいたい。

 はっきりとしておかなければならないのは、感想やアドバイスというのは、多くの場合主観的なものであると言うことだ。あるひとつの効果やあるひとつの演技を見て、それをどう感じるかは第一に個人的な感性の問題であろう。同じものを見て、ある人が「すばらしい」と感じ、ある人は「つまらない」と感じることはまれではない。そして、アンケート用紙や口頭での感想やアドバイスが、全体の傾向を反映しているとは限らない。「ここはよくなかった」という感想にしたがってその場面を手直しすることで、結果的に「アンケート用紙には書かなかったけどその場面がとても良かったと思った人」をがっかりさせてしまう可能性は常にあると言うことだ。

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PR活動

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » PR・観客への対応
執筆 : 
KAZU 2002-10-14 17:30
 修学旅行・校外学習も無事に終わり、やっと1年2年が合流した。今日の稽古が始まる前、なんとなく全体が浮き浮きした雰囲気に包まれていて、いい感じだった。体調がギリギリのものも多いから、無理をしないように、身体と心を大事にしながら次の舞台に向けてやっていこう。

 さて、道具類の制作は、見た限りなかなかよくやっていたようで、安心をした。PRの方もずいぶん歩き回ったようだね。立派だと思う。

 もちろん、お客さんにきてもらうのはとっても大事なことで、そして来てもらうためにはまず、僕らがやると言うことをちゃんと知らせなければいけないのは当たり前のことで、PR活動というのは芝居を作る前提のひとつとして絶対に軽く見てはいけないことだと思っている。ほっておいてもお客さんが満員になるような人気プロ劇団でさえ、あれこれと手を打っているからね。まあ実利的なことは置いておいても、1年生は宣伝活動をしているとき、どんなふうに感じただろうか。誇りを持って動くことができていただろうか。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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