NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - 照明効果についてカテゴリのエントリ

 灯体(ライト)からコードが伸びていて、そこについているコンセントを壁のコンセントに差し込むと光を発する。コンセントから遠いところに灯体を置きたければ、コードをのばせばいい。その都度コードの長さを変えるのは大変だから、灯体には短いコードがついていて、その先に別のコードを継ぎ足してコンセントまでの距離を埋めるわけだ。

 このコードとかコンセントは、案外いい加減に扱われているけど、とっても大切だ。ここがおかしいとライトはつかないし、場合によってはライトだけではなく電源などを含めた施設に大きな損害を与えるし、最悪火災などの事故につながる。笑い事ではすまないのだ。

 コンセントととりあえず呼んでいるけど、正式にはコネクタと呼んだほうがいいらしい。壁などにある差し込み口をコンセント、差し込む方をプラグと言ったりもする。ここでは(これからも)壁などに付いている電気をとる差し込み口をコンセントとよび、コードについている方をコネクタと呼ぶことにしよう。

 さて、僕らが普通に家庭で使っているのは「平行コンセント」(上記の理由でこれからは「平行コネクタ」と呼ぶ)というものである。これは本来舞台の照明ではあまり使わない。簡単に抜けやすいと言うこともあるが、使える電気の容量が最大でも15Aまでというのが大きな理由だと僕は思っている。ただ、現実的に僕らがちょっとした場所で上演する時に使う照明では、入手しやすいこともあり使ってしまう場合が結構ある。あんまりよくないのはわかっているんだけど。

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体育館の照明2

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2005-12-16 15:13
 灯体(ライト)から出ているコードのプラグを、壁にあるコンセントに差し込むと光る。まあ、それだけのことである。照明をデザインするってことは、要するに、いつ、どこから、どのような光を舞台に当てるかを決めることである。今回の企画で劇場となる体育館というところは、本来劇場ではないのだから思ったようにいかないのはあたりまえなので、そのあたりの話を書きたいんだけど、「いつ」というのは、いわゆるきっかけを決めるということであり、どちらかといえば演出に属する話なのかもしれないので、ここでは触れないことにしよう。

 まず、「どこから」。劇場でやるのならば、特に僕らの地区の高校演劇の大会のように「基本仕込み」がしっかりとある運営のもとでやるならば、頭の上にボーダーやサスがあり、役者の後ろにはホリゾントライトがあり、上前方にはシーリングが、斜め前にはフロントサイドが、横を見ればステージサイドライトが、あらかじめあるかもしれない。とりあえず舞台の上を明るくするだけなら、ボーダーなりサスなりで上からの光を確保し、顔が見えなくならないようにシーリングをつけるだけでいい。だんだん欲が出てきていろんなことをやりたくなれば、いろんなことを勉強していろんなスイッチを入れてみればいいはずだ。

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体育館の照明

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2005-12-14 16:44
 劇場に行くと、照明設備がある。自分たちで芝居をやる時は当然だけど、プロの芝居を見に行った時でさえそんな設備が気になってキョロキョロしていたりする。先日宝塚劇場に行った時も、女性ばっかりの大ホールの中で身を乗り出してムービングライトなどを眺めていて、まわりの人に不審がられた。

 が、そうやって照明設備が存在するのは別にあたりまえのことではなく、たとえばシェイクスピアが活躍していた頃のイギリスの劇場は、太陽の光の中でやっていた。だから、たとえば夜を表現するために#78で照らすなんてことはなかったわけで、実際この時代のせりふには、場所や時を示す言葉がさりげなくちりばめられている。そんなふうに考えると、照明効果の大きな仕事は、状況を言葉によらず観客に伝えることだということがわかるのだけど、それは今回は置いておこう。

 照明設備がない劇場は、別に過去のものではない。僕らが自分の芝居を上演する空間だって、演劇で使えるような照明の準備などないところはたくさんある。照明という要素は、演劇に取っては必ずしも不可欠な要素ではなく、極端にいえば舞台と役者さえ見えればいいって照明だっていくらもある。そんなふうに考えると、照明効果の大きな仕事は、まず劇が見えるようにするってことなんだとあたりまえのことを、もう一度確認したくなる。

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照明と演技の絡み

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2004-11-15 18:30
 昨日の通し稽古のあとのダメ出しでは、照明に関してかなり厳しい話が出た。要するに、照明の、特に変化のタイミングと役者の演技がかみ合っていないのだ。稽古の中で次々と変化していっている芝居に、照明がついて行ってないといってもいい。最初に断っておくけど、ああいうダメが出てくるのは、進歩している証拠である。いってもムダだと思ったら、誰もダメ出しなんかしやしない。より上を求める意志と技量があるからこそ、押されたり引かれたりして、一段でも上の階段に上がることが求められるのである。

 さて、芝居と照明がかみ合うというのはどういうことか。一番わかりやすい例でいえば、暗転だろうか。二人の登場人物が話をしている。Aという人物がBに挨拶をする。挨拶の声が終わったとたんに真っ暗になるのと、その挨拶を受けてBが背を向けたところで真っ暗になるのとでは、観客に与える情報の量がまったく違う。違う芝居になってしまうのである。役者(あるいは演出)が見せたいと思っているものは見えるようにするのが、照明の最小限の仕事であるはずだ。逆に言えば、台詞を言い終わって、登場人物が役者に戻り袖に引っ込むところはあまり見せたくない。まあ気がきいた役者なら暗転するまで登場人物であることを維持し続けるだろうけど、つまり、観客の視覚をコントロールするのが照明の役割だ。

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照明仕込み図

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2004-10-17 10:00
 20日の公演に向けて、照明の仕込み図が完成した。照明チーフの力作で、酒井はほとんど口をはさまないまま、きっちりとした図面になった。

 明かりを作っていると、自分のやりたいことや好みが、頭の中でぐるぐると渦を巻くような気がして楽しくなる。そうありたいものだ。だけど、実際にやるとなったら、そんなに自分の思うようにできるものではない。

 今回は僕らだけの単独公演だから、日頃の大会の時にはできないような様々なことを試してみたい気持ちもあったし、コンピューターへの打ち込みを使うことで、手作業ではできないような確実性や、素早い明かりの変更を求めたい気持ちもあったと思う。照明担当にしてみれば、自分たちだけで使える文化ホールの照明設備は、宝の山のようなものだ。だけど、今回はそういう思いをぐっと我慢してくれた。基本的には11月の県大会で可能な明かりを原則として、わずかにいくつかの場所で自分なりの「わがまま」をかなえるようなものになっている。ライトの数や色、フェーダーの位置まで、県大会でこうなるであろうという形を想定し、可能な限りそれに近づけたものになっている。理由は言うまでもない。

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 体育館で行う講演会の照明など、正直あってもなくてもいいようなものかもしれないし、やるにしてもたいしたことが出来るわけではないって考えることも出来るだろう。実際に今日やったことだって、バトンに単サスをひとつ吊り、上下にFSにあたるライトを設置した(フォローと地明かりと使い分ける)くらいのものである。たいしたことではない。

 仕込みに関して言えば、途中で単サスの場所の変更をしなければならなくなったってことがあったが、前回同じことをやっていたので特に問題はない。ひとつ気をつかったことはといえば、下手側のステージサイドコンセントからプロジェクターの電源がとられていて、単サス用の1Kwをステージサイドからとるとブレーカーが落ちてしまうので、フロアコンセントから電気を引いてきたことだ。なんと言うこともないのだけど、コンセントが分電盤の中でどのようにパッチされているか、それぞれの回路の限界値はどうなのかを知っているからそういう判断が出来る。その判断があってから今度は、そのためにはコードがどのくらい必要になってくるかとか、このあたりにコードを引くと危険だからこうしようとか、そういったことを考えることになる。「センターに単サス落として」とだけ言われて、そこまで頭の中で組み立てられるのか、それとも「コードを持ってこい」「コンセントはあそこを使え」と一から十まで言われて、単に労働力を提供するだけになるか、そのあたりが力の差である。(結局今日はあまり役に立たない灯体だったが)

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照明担当の出発点

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2004-7-30 13:10
 新しい台本を前にして、各スタッフごとにやることはいろいろだと思うのだが、僕が照明担当になった時、最初にやることはなんだろうかと考える。

 舞台照明の一番大事なことはなんだろう。すごく当たり前のことだけど、ホールを使った近代の演劇では、照明がなければ舞台は真っ暗で、舞台で何をやったとしても観客の目に触れることはない。だから、照明が第一に考えることは、舞台の上にあるさまざまなものや、舞台の上で展開されるさまざまな出来事を、観客に見えるようにすることである。見えるようにする、と言うのは同時に、みせたくないものを観客に見えないようにするということでもある。

 たとえば、暗転が典型的だし、単サスや単シーリングやスポットライトを使って、舞台の限られた部分だけに光を当て、その他の部分をみせないようにするのも同じ考え方の表れだ。だから、一番最初にやるべきことは、観客に、何をどのタイミングでみせたいのかをハッキリさせることである。これはたぶん、まずは台本に暗転と明転のきっかけを書き込むことから始まるだろうし、それらは稽古が進行して行くにつれて、時間という面でも細かく指定されていくし、明かりが変化するスピードなども検討を加えられていくだろう。

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小劇場の明かり

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 照明効果について
執筆 : 
KAZU 2003-3-25 12:30
 舞台照明で一番大切なのは、誰がなんといおうと舞台上の表現がお客さんに見えることだ。何を当たり前のことをと思うかもしれないが、まずそれを第一に考えよう。たとえば僕らが参加している大会にしても、うちのブロックは基本仕込みという形で、とにかくフェーダーをあげれば舞台は明るくなるようになっているけど、実際に仕込みを見ればすぐわかるように、舞台の上を均等に明るくすることに、プロはものすごく気を遣い、時間を使っているのである。あのようなシステムがない大会では、各学校のスタッフの力の差が一番出る部分である。で、ホールではない今回のような形態の舞台では、当然ながらまずここが引っかかるところになる。なによりも見えるようにすることが大前提である。

 次に「空間を表現する」ということになる。照明をかじった人なら知っているはずだが、屋外の太陽光と室内の電気による光はまったく性質が違うものである。また、屋外の光は時間によって天気によって周囲の環境によってまったく異なるし、屋内の光はなおさら場所によって状況によって異なっている。僕らは無意識にそれらを記憶し、その空間をどのような光が埋めているかで、季節や時間や場所を判断することができるのである。だから、まず見えるようにした上で、次に考えるべきことは光によってそれらをきちんと表現することだ。ホールでの照明は、ある程度の定型があって、それは舞台照明について説明した本を読めば、一応知識として知ることはできる(もちろん、知識だけではなんともならないのは実際にやってみた人ならばわかるとおりである)。しかし、今回のような形態の舞台では、これはなかなか困難なことである。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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