NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
サイト内検索
演劇関係のブログなどへのリンクです。ぜひクリックしてみて下さい。
にほんブログ村 演劇ブログへ にほんブログ村 演劇ブログ 高校演劇へ にほんブログ村 演劇ブログ 劇団・役者・裏方へ にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
  • カテゴリ 舞台監督 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

with BACCHUS - 舞台監督カテゴリのエントリ

舞台転換

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2008-10-1 8:47
 「舞台転換」とか「場面転換」とか、用語は微妙に異なるけれど、つまりは場面と場面をつなぐことである。考えれば考えるほどいろんな要素が入ってくるような気がするのだけど、実は単純なことだ。ある場面が終わった時の状態をAという図面に正確に描き、次に次の場面が始まる時の状態をBという図面に正確に描く。二つの図面を重ね合わせてみて、異なっているところをひとつひとつ書き出して、それをどうやって動かすのかを決めていくのだ。すべてがきちんと動かしおわれば、場面転換が終わったことになるのである。

 簡単といえば実に簡単なことなのだけど、実際にやってみると案外難しいのはご存じの通り。

 第1に難しいのは、肝心のA・Bという2つの図面を描くことだ。ある場面からある場面(面倒だから1場から2場への転換としよう)に転換する時に変化するのは、装置・衣装・小道具・照明・役者等々、芝居を構成するあらゆるものだ。もちろん、それは変化している可能性がある、ということであって、結果的に1場の終わりと2場の最初が全く何も変化していない場合もあり得るのであるが(それなら「舞台転換ではない」と思うかも知れないが、形のない、たとえば「時刻」が変わっている、ということもある。もちろん、多くの場合それは照明の変化を伴うけれど)。だからこの2枚の図面を描くためには、舞台の上にある(時には袖の中にある)あらゆる要素の状態を把握しておく必要がある。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (7508)

舞台監督という「定点」

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2007-11-13 13:56
 みんなで一緒に仕事をしたり試験を受けたりする場所に、大きな時計が掛けてある。それぞれが腕時計をしていたり携帯電話を持っていたりするから、まあ各自時間を確かめられないわけではないんだけど、全員が同時に見ることができる時計があると便利だ。何よりも、各人の時計はぴったり合っているとは言い切れず、その狂いが問題になるような事態も案外多い。共用の時計は、誰からでもさっと見られるような、わかりやすいもので大きいものが良い。で、それは各人の時計よりも優先であること、たとえばNHKの時報(標準時間)とは異なった時間を示していたとしても、その場にいる限りはこの時間に従うこと、と申し合わせなければならない(僕はよくそれを「現地時間」なんて呼ぶ。もちろん標準時間にあっているのが一番なんだよ)

 僕の知っているある家では、白い冷蔵庫に黒と赤の水性マーカーが磁石で貼り付けてある。そこの家族は、その冷蔵庫に、直にいろんなことを書く。「明日塾、晩ご飯いらない」「ビールは一日2本まで(怒)」「豚肉300グラム買うこと」「15日6チャンネル録画予約。触るな!」「オムライスが食べたい」「明日郵便局に行きます」等々、好き放題である。誰もが見る場所だからこそ冷蔵庫になったのだろうけど、ホワイトボードくらいぶら下げても良いような気もする。でも、誰もが見ること、どんなことでも書けることというのは、とってもその家族の為には大事なことなのだろうと思う。みんなが忙しくて、なかなか顔を合わせることができないのならなおさらだ。

...続きを読む

  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3864)
 最初に断っておくけど、少なくとも高校の演劇部ということで考えれば、「舞台監督」という役職をおいていない演劇部はいくらもある。必要性がないところもあるだろうし、必要であっても人数にゆとりがない場合もあるだろう。単に、そのような役職が存在することを知らないだけなのかもしれない。

 しかし、役職として「舞台監督」をおかないとしても、「舞台監督」的な仕事がなくなるわけではない。役職というのは、まずやるべき仕事があり、その仕事をやる人を特定してそれに名前をつけているだけだからだ。僕の考えている「舞台監督の仕事」を、別の演劇部では演出担当が、別の演劇部では部長がやっているかもしれないし、ある部分は顧問が、ある部分はその時々で一番気の利いた人がやっているような部があっても不思議はない。

 大事なのは、ひとつの芝居をつくる上で、どうしても必要な一連の仕事があり、少なくともうちの演劇部では「舞台監督」という役職をおいて、その人にかなりの部分の仕事を任せているってことだ。少なくともここ数年間のKIMIGEKIでは、この「舞台監督」という仕事は、僕らの活動の、いわば背骨のような役割を果たすものとして考えられている。

...続きを読む

ストップをかける判断

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2004-10-14 11:40
 今回自分たちが上演した芝居を、反省の気持ちを込めてみていくと、演劇というのがいかにさまざまな要素から成立していくかにあらためて思い当たる。「何もない空間に役者がいればそれだけで芝居は成立する」というのもひとつの真実だろうが、何人もの人が心を込めて作ってきた要素を組み合わせて、一人ではけっしてできないものを作り上げるというのもまた、芝居作りの大きな魅力だと思う。そう考えると、どのようなものを作るかも重要だが、それをどのように組み合わせるかも重要なことだし、もっといえば、どのように組み合わせるかが先にあって、それに合わせてどのようなものを作るかが決まってくるような気がする。

 それは、たとえば衣装の色とメイクの色のバランスや、ふたつの大道具を並べた時のバランスというような、物理的に「つくる」ということだけのことではない。照明や音響といった形が明確でないものを作る時にも言えることだし、僕らの活動計画のような、形としてはいわば「書類を作る」ことにだって言えると思うのだ。

...続きを読む

問題点を指摘する

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2003-6-10 18:10
 昨日の問題点を書いておく。特に舞台監督には厳しいことを言うことになるかもしれない。が、頑張っているから、とか傷つくから、といった甘さがどんな結果を招いてしまうか思い知った今となっては、やはりはっきりさせておきたいと思う。

 昨日夜から今朝にかけて、舞台監督の方から多くのメンバー(全員ではない)にメールが届いたと思う。「問題点があれば指摘して欲しい」という内容であった。2点ある。
 なぜメールに頼らざるを得なかったかと言うことがひとつ。あのメールがそもそも全員には届かないことを差し引いても、なぜあれを最後のミーティングで言えなかったか?それは舞台監督としての姿勢を示すことでもあるはずだ。
 第2に、「指摘して欲しい」というのは、悪く取れば「自分ではわからない」ってことにもなるってことだ。「自分としてはここがまずかったと思うんだが、それ以外に」という姿勢で話さない限り、無責任と取られても仕方がない。たとえば衣装などが「不都合があれば連絡してください」という時の「不都合」には、「実際に着る人にしかわからない問題点」というニュアンスがあるはず。「問題点は自分がきちんと把握している、それでもかけている点があるはずだ、それは指摘してもらわなければ」ということでなければいけないと思うのだ。だから、昨日のミーティングの最初の舞台監督の反省の弁は、「あやまるから許して」というのと本質的に何も変わらないものと受け止められても仕方がないのである。

...続きを読む

本番まであと1週間

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2003-6-6 13:10
 テストも終わり、部活動再開である。リハーサルまで3日。本番まで1週間、そして3年生の引退まで1週間である。泣いても笑っても、このメンバーでひとつの芝居にかかることが出来るのは、あと1週間なのだ。後悔だけはしない1週間でありたいし、それぞれのかけがえのなさをお互いに認め合うことが出来る1週間でありたいと思う。

 おそらく今日1日は、役者はなまった身体とさびた芝居勘を取り戻す1日になるだろう。スタッフはリハーサルに向けての準備と、さまざまな情報を組み立て計画を練るためにどれだけ時間があっても足りないはずだ。幸い、日曜日の午後、トレーニング場がつかえることになった。そこが山場になる。まず、そこまでにやらねばならないことを整理していこう。

 リハーサルを迎える心構えなどについてはまた別に書くことにしよう。今回の場合、例年に比べてリハーサルの時間がきわめて短いために、今まで以上にリハーサル時間でやるべきことを整理しておく必要がある。また、リハーサル時にホールへ持っていきそのまま持って帰ってこられないものが多いために、それまでにやっておくことを明確にし、何を持ち込み、何を持って帰ってくるのか、失敗が許されない緻密な計画で考えていかなければならない。

...続きを読む

台帳台本

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 舞台監督
執筆 : 
KAZU 2003-1-25 21:20
 最終ミーティングの中で出てきたいくつかの問題や提案について。

 「演出の言葉を書き取ろう」という提案。たしかに誰かが言っていたように、各人が自分の台本に書き込むことはやった方がいい。実際にそうやっている人は多いし、反論にあったように決して無理ではない。単に手近に台本と筆記用具を置いておいて、ダメ出しの時にさっとそれを手に取ればいいのだから。少なくとも、誰かの発言であったように「聞く態度が悪い」ってことを改善する一助にはなるはずだ。

 が、それとは別に、一種の「台帳」みたいなものもあって良いと思う。「それを音響が書く」などという固定はもちろんできないはずだけど(強いて言うなら、舞台監督の仕事のような気がするが、実際はそうはいかない)、誰のものでもない、全部書き込んだ台本はあった方がいい。今までのダメや指示が(日付付きで)全部書き込まれていて、その時の稽古に参加できなかった人や、特に別の仕事で席を外していたスタッフなんかが目を通せるものは必要だ。ぜひ作りなさい。実用性ももちろんだし、部の大切な財産になるから。誰が書くかって言うのは、その都度状況によって変わってくるとは思うけど。

...続きを読む

with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

カテゴリ一覧
アーカイブ
最新のトラックバック
、ウ、ホ・レ。シ・ク、ホタ霹ャ、リ