NeverLand Musical Factory
SAKAI KAZUNARI
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with BACCHUS - 顧問からメッセージカテゴリのエントリ

バトン

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ
執筆 : 
KAZU 2009-4-1 22:05
 本校演劇部の顧問になって驚いたことのひとつは、スタッフをとても大切にすることだった。正直言ってその頃の僕には、「芝居をやるのは役者」であるというイメージの方が強かったように思う。もちろん、スタッフは大切だしスタッフワークは好きだったけど、やっぱり心のどこかに「従」であるイメージがあった。だから、スタッフとキャストを対等に考えていくような雰囲気には少しびっくりして、でも前顧問から受け継いだ財産として大切にしようと思った。外から見ているときにはいつも、この学校のすばらしいスタッフワークに感動していたのだ。

 あれからずいぶん時間がたって、スタッフとキャストは対等であるという意識は僕自身の信念のようなものになっている。実際、今KIMIGEKIを見てみれば、ほぼ同じだけの時間をかけていると思う。スタッフ・キャストが完全分業できるような団体ではないことを前提にして、「スタッフ時間」というものが常に確保され、時には稽古なしの作業オンリーの日が存在しているのは、うちの演劇部の特徴のひとつであろうと思っている。

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 さて、卒業である。

 いつだってそうだと言われれば本当にその通りなんだけど、入学してから卒業するまで、この学年も本当にいろいろなことがあったと思う。そしてこれも、もしかしたらいつだってそうなのかもしれないけれど、いい思いをしている時の君たちの顔よりも、つらい時の君たちの顔の方がよく覚えていたりする。

 入部して一番最初の芝居に取り組む時期、春の地区発表会と外部からの依頼公演と、部全体がふたつに分かれて動くことになった。このあたりが既に異例のことで、特に依頼公演チームには本当に大変な思いをさせたと思う。1年次秋の大会の頃、今までにない一種の「期間限定メンバー」が関わっていた頃にしても、さまざまな意味でやりづらい部分があったように見えた(いてくれたから充実した部分も言うまでもなくたくさんあった)。もちろん、2年次秋の大会直前の大事件は言うまでもない。最後の公演に至ってはインフルエンザの影響で文化祭が延期になり、結果的に「あとから思えばあれがラスト・ステージだったんだな」と言う、一種中途半端な形で引退することになってしまった。いくつかの出来事の中で、何人かのかけがえのない仲間が去っていった。

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発射台

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第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ » 本番を終えて
執筆 : 
KAZU 2009-2-23 19:01
 言うまでもないけれど、僕は学校の先生という仕事をしている。クラス担任をやっていれば、文化祭などのクラス企画というものがあり、生徒会顧問をやれば文化祭や予餞会など様々な学校行事がある。もちろん僕は演劇部の顧問であり、君たちと一緒にいろんな舞台に取り組んでいる。

 今、何となく「顧問」という言葉を使ったのだけど、この「顧問」という立場が自分にとってはあいまいで、それなりに悩んだ時期もあった。

 僕自身の性格の問題なのかとは思うのだけれど、たぶん自分には「黙って見守る」的な立場はなかなか難しいような気がする。たとえ全く畑違いのことを任されたとしても、何とか勉強してできる気になって、いっぱしの口を挟んでしまうと思う。たぶん、生徒にしてみれば迷惑なことで、陰でバカにしたりするんだろうけれどね。

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逆流

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第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ » 新年最初の稽古
執筆 : 
KAZU 2009-1-7 15:05
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 学生にとって、一番何かが切り替わる時期は4月だ。新しいメンバーが増える時期でもある。部員にとってもうひとつ大きい時期は6月だろう。最上級生が引退し、新しい体制でスタートする時期だ。それらにくらべれば、年が切り替わることなどたいした問題ではない。それでもなお、心の中で何かを切り替えてみるのは悪いことではないと思う。新しい体制になって半年、そして次の体制になるまで半年。ちょうど真ん中だ。

 昨年末最後の部活動の時、やっと何かが吹き出してきたようでほっとした。ひとりひとりがそれぞれにいろいろなことを考えていて、でもそれを自分の心の中や身近な数人での話の範囲でとどめているのはあまりよいものではない。特に不満に思うこと、歯がゆく思うことなどは、溜めておけば溜めておくだけ大きくなっていく。まるでせき止められた流れのようなものである。溜まりすぎたら壊れるしかないのだ。

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 長い時間をかけてやってきた「ナース・オブ・マーズ」も、いよいよおしまいである。それと同時に、2008年の公演も一通り終わることになる。

 ここ10年、千葉県中央発表会というところで最後の芝居を上演してきた。それが終わるとマラソン大会があって定期考査があって冬休みがあって、って感じである。今年は、昨年までとは違う立場で中央発表会の会場に行くことになったのは、残念といえば残念であると思う。もっともっと多くの人に、君たちが一生懸命作ってきたものを見てもらえたら良かったなと思う気持ちがないと言ったら嘘になる。

 しかし、それでもなお、僕はこの「ナース・オブ・マーズ」という台本は、とても幸せな本だったと思っている。

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卒業に寄せて

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ » 卒業の日に
執筆 : 
KAZU 2008-3-7 12:47
 卒業式であった。卒業よりも引退のほうがひとつの区切りだと思ったり、引退の時にはまだ卒業したわけではないしと思ったり、じたばたといろんなことを考えつつ、今日の日を迎えている。いい卒業式だったと思う。なによりも体育館中に響くような卒業生の返事が、何かを完璧に言い表しているように感じた。

 ふたつのことを書く。

 2年前の春だったと思う。部員一同と一緒に「KABUKU」という芝居を見た。現代風の味付けがいっぱいつまった痛快娯楽時代劇である。見終わった時、「これがやりたかったんだ」という、何というか難しい数学の問題がやっと解けた時のような快感というか落ち着きというか、そういうものが胸の中にこみ上げてきたのを覚えている。そして、そう感じたのは自分だけではなくて、当時の1年生も一緒だったんだとすぐにわかって、驚くと同時にとても嬉しくなった。結局それが「翼、はるかな君へ」という芝居へつながったのであり、酒井個人としてもまた台本を書き始めるきっかけになったわけだ。あの芝居をみんなで見ることがなければどんなことをやっていたのだろうと思うと、なんだか不思議な気持ちがする。

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顧問を辞める時

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ
執筆 : 
KAZU 2008-2-12 16:08
 あまり趣味のいい話とは言えないけど、部活での話のついでだから考えつつ書いてみよう。

 もし自分がKIMIGEKIの顧問でなくなるとしたら…。それは別に突飛な想像ではない。千葉県の高校の先生は、原則として同じ学校には10年間しかいられないし、4年もいればいつ転勤してもおかしくない立場になる。だから、僕が今年の4月にも顧問でいるかどうかなどというのは全く当てにはできないことであるのは間違いない。正直、今の時点では僕自身にもわからないことだ。

 もしそうなったら…まず思うのは、「残念だな、寂しいな」と思っていたいということ。「せいせいした」などとは絶対に思いたくないし「ほっ」ともしたくない。「やるべきことは全てやった」なんて思いたくもないし、「自分がいなくなる方が部にとっていいことなんだ」なんて思うのもイヤだ。未練たっぷりで、まだまだずっと一緒にやりたいと思っていて、離れたくないけどしょうがないんだって、泣きわめきながら去っていきたい。

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道具箱

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ » 新年最初の稽古
執筆 : 
KAZU 2008-1-8 11:46
 新しい年になるといつも、演劇部の今年の課題は何だろうと考える。本当のことを言えば、それはもしかしたら僕が考えることでじゃないかな、と思いながら。そして次に、演劇部の課題と、演劇部を構成するそれぞれの課題の関係について考える。たぶんより大切なのは、前者よりも後者であると確信を持ちながら。各個人が成長するために部活動があるのであって、部活動自体がどんなに成果を上げたところで、各人の成長がなかったり、極論すれば各人の犠牲の上にそれが成り立ったりしているのであれば、むしろ否定されるべきものだと思うからだ。

 新年早々、妙に理屈っぽい前書きになった。今年度になって、あまり部活動に顔を出せなくなり、それこそ靴の上から足を掻(か)くような気持ちで君たちの活動を見ているせいか、妙に考えてしまうことが多くて困る。本当に何かに打ち込んでいる時と言うのは、もっともっと純粋な気持ちで、明日のことだけを考えていられるものかもしれないと落ち込んだりもする。しかしまあ、考えることも大事な行動だから、頭がぐちゃくちゃになってしまわない程度に、あれこれと考えていよう。

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 ともあれ,ひとつ終わったね。本当にみんなよく頑張ってきたと思う。ごくろうさま。

 結果については,さまざまに思うことがあるだろう。ただ,今の僕らが立派なトロフィーをもらえるだろうって思うのは,正直に言えば少し客観性に欠くと思う。自分たちの部の中だけを見ていられるのならともかく,千葉県という広い世界に出てみれば,僕らの一生懸命なんてごく当たり前のことなんだ,きっと。誰も彼もが精一杯すばらしい舞台を作ろうと最大限の努力をし,知恵と汗を絞っている。そういう人たちと肩を並べていられたと言うことを,何よりも誇らしく思わなければならないと思う。

 実際問題として,実力不足はある。今回,台本が「創作脚本賞」をもらったことで,逆に「せっかくいい台本なのにそれを生かし切れなかった」と落ち込む向きもあるようだが,まあ率直に言えば,そんなことを考える必要は毛頭ない。そんなに自分たちを買いかぶってはいけない。少なくとも「演技が下手だ」とか,「スタッフとして未熟だった」と思うよりも,もっと考えなければならないことがあると思うのだ。

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坂道演劇教室

カテゴリ : 
第1期 » 部活動運営 » 顧問からメッセージ
執筆 : 
KAZU 2007-11-2 14:24
 部活が終わって帰る下り坂を、部員と一緒に歩くのは好きだ。3年生が引退する時に一番思い浮かぶのは、稽古や本番以上に、あの帰り道での会話だったりするのは不思議なことだ。実際に一緒に歩いて帰れる時などそれほどある訳じゃないから、ますます不思議な気がする。

 部活動の顧問以外の仕事で忙しい自分にとって、あの道は直にメンバーと話ができる貴重な場である。もちろんそんな難しい話ではなく、冗談を飛ばしたりからかったりからかわれたりするのもとても楽しいけれど、たまに一緒に歩く時、「待ってました」といわんばかりにいろんな質問が出てきたりすると、「みんな頑張っているんだな」としみじみ思う。

 僕の方から振りかぶったアドバイスをするというよりも、今書いたように誰かから質問があったり、逆に僕の方から気になっていることを質問したりすることが多いと思う。具体的に個人に向けられたアドバイスであったり、具体的な仕事に関する指示であったりする場合が多いから、もちろん直接話をしている相手がいるのだけど、むしろそれ以外の人が近くで耳を傾けていてくれたり、話に入ってきてくれるような時はもっとうれしくなる。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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