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with BACCHUS - 台詞を読むときには、自分の癖が出てしまいがちもの。それを克服するために、4つのことを意識してみよう。

台詞を読むときには、自分の癖が出てしまいがちもの。それを克服するために、4つのことを意識してみよう。

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-7-17 23:06
 人の話し方には人それぞれ癖がある。日常生活ならばそれでもいいけれど、役者として舞台に立つ時にはそうはいかない。あなたの癖はあなたの癖であって、あなたが演じる登場人物とは何の関わりもないからだ。

 台詞を読む時にはさらに困ったもので、話癖とは別に「台詞の読み方の癖」が出てきやすいのが初心者だ。いかにも「台詞を読んでいます」という言葉回しになる。人によって特徴は違うけど、「ふだんなら絶対にそんなふうに話さない」って話し方を平気でしてしまい、自分でそれに気がつかない。
 こういうのはまわりの人がこまめに指摘してあげるのが一番。でも、まわりに言われてばかりでは落ち込むから、自分で何とかしてみよう。方法は簡単。自然に出てしまう癖を、意識的に行う工夫で上書きしてしまうのである。

 台詞を話し方っていろんな要素があるんだけど、ここでは手っ取り早く、うんと単純で客観的なことにまとめてしまう。

1、「緩急」 早くしゃべったりゆっくりしゃべったりすること。

2、「高低」 高い声を出したり、低い声を出したりすること。

3、「強弱」 大きな声になったり、小さな声になったりすること。

4、「間」 言葉の途中に沈黙を挟むこと。

 本当はそのほかにもたくさんのことがるんだけど、ひとまずこのくらいでいいだろうと思う。これらのことを意識しながら、必要に応じて変化させて話す。これが「抑(よく)揚(よう)をつける」ってことだ。

 実は僕らは、普段の生活の中で自然に抑揚をつけて話をしていることが多い。自分が伝えたいことを、確実に相手に伝えるためだ。僕らは無意識のうちに、伝えたい単語をゆっくり話したり、強く話したり、その前に間を置いたり、高さを変えたりしている。台詞でも同じことをすればいい。

 台詞は、最初のうちは「他人の言葉」だから、気持ちが実感として込められない。台詞を自分の言葉にすること。「この人は何が言いたくてこの台詞を言うんだろう」ってちゃんと考えて、その人が伝えたいことが伝わるような話し方を工夫する。そうすると自分の読み癖なんか消えてしまわざるを得ない。役者の大事な仕事である。
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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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