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with BACCHUS - まずは筋肉と精神を張り詰めて、具体的な課題に立ち向かっていくことが一番大事。

まずは筋肉と精神を張り詰めて、具体的な課題に立ち向かっていくことが一番大事。

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-7-11 8:01
 我々用の台本が形になっていくのに合わせて、主に読み合わせを続けて行っている。だんだん声が出るようになってきたし、自分なりの表現も工夫できるようになってきて悪くない。何よりも、稽古の密度がだんだん高くなってきて、みんなのがんばりが空気を熱くしているような感じがする。(暑いんだけど)

 僕らは基本的にみんな初心者だから、どれほど目指すところが高くたってできることは限られている。そのできることを少しずつ高くしていくのは大切なことだけど、だからといって小手先のことをこねくり回していたのでは、肝心なことを見失ってしまう。
 肝心なことって何だろう。まずは大きな声を出す、体の中のエネルギーをちゃんと表に出していくってことだと思う。極端な例を出そう。台本の中に「小声で話す」という指示があったとする。役者は、その指示に従って小声でその台詞を話すかもしれない。

 残念ながら今の役者の技術水準では、それではだめだ。「小声の台詞」ではなく、ただの「聞こえない言葉」ってことになってしまうからだ。「張りがあって、しかも小声に聞こえる」という台詞回しをある程度身につけるまでは、「小声」は普通の声、「普通の声」は普通以上に張りのある声、って考えて、むしろ張りのある大きな声が出せるようにしていった方がいい。

 緊張感というか活気というか、そういうものが稽古場には絶対にほしいと思う。ある程度の経験を重ね能力を伸ばしていけば、リラックスした中に、あるいは細かいテクニックを検討していく中に、そういう「ピンと張ったもの」をつくることができるかもしれない。でも今の僕らは、具体的に筋肉と精神を張り詰めて課題に挑戦するのが一番の近道だ。難しいことを考えるより精一杯大きな声を出す。与えられた指示をきちんとできるように全力を傾ける。そういうことの繰り返しが、「役者の基礎体力」を伸ばしていくのだ。

 もちろん、自分の頭で一生懸命考え工夫することも大事だ。でも、それにとらわれて、今の自分にできる範囲に芝居を押し込まないことだ。先は長いし、答えは大きいんだ。
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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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