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with BACCHUS - 台本が決まったあと、最初にやること、最初に気をつけること。

台本が決まったあと、最初にやること、最初に気をつけること。

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-6-25 22:15
 これから取り組む台本が決定し、「さあ、始めよう」と思うときの気分はなかなかいいものである。台本は「土台」だ。その上に僕らが、僕らなりの作品を作り上げていく。 今回選んだものが、本当にしっかりした土台になるかどうかはわからないけれど、僕らなりのものを作り上げる覚悟は必要だ。

 台本が決まった後、最初にやることは何だろう。先週、スタッフ関係の作業をし、イメージをふくらませたり、知恵を絞ったりしてもらった。舞台装置をどうするか、音響や照明をどうするか、役者の演技ではどんなことに気をつければいいのか、そういうことである。
 それをやるために大切なのは、脚本をきちんと読むことである。「きちんと」というのは、国語の授業で読むのと同じように、丁寧に正確に読むということだ。まず、書いてあることを間違えずに読むこと。次に書いていないことを探りながら読むことだ。

 ここでひとつ気をつけてほしいのは、主観的にならず、客観的に読むことだ。キャストであれば、自分がやる役が決まると、どうしてもその役の立場で読んでしまいがちだ。自分のやる役の気持ちはよく考えるけど、相手役の気持ちはうやむやにしてしまう。自転車に乗って前を見ているような気分で物語を追いかけてしまうのだ。

 そうではなくて、30メートルくらい上に昇って、空の上から走っている自転車を見ること。そうすると、一生懸命走っている道の先が行き止まりだってことがわかったり、それでも一生懸命走っている自転車の人がすてきに見えてきたりする。作品の世界全体を見ることが大事なのだ。

 自分がその役に夢中になってしまうと、たとえば「泣いた方が自分が気持ちいいから泣く演技をする」ってことが起きてしまう。それも悪いことばかりではないのだけれど、客観的に見れば、そこで泣く演技をすることで失ってしまうことがたくさんあるかもしれない。そういう判断をするのはとても難しいけれど、少なくとも心がけることはできると思う。

 そういう点からも、自分の台詞だけの色を塗るのはお薦めしないよ、諸君。
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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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