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with BACCHUS - 倉庫の中には過去と未来が詰まっている。宝箱だと思って大事にしていこう。

倉庫の中には過去と未来が詰まっている。宝箱だと思って大事にしていこう。

カテゴリ : 
第2期
執筆 : 
KAZU 2013-6-14 6:43
 昨日は、演劇部倉庫の整理と掃除、お疲れさまでした。特に長時間にわたった午前部は大変だったね。おかげで倉庫は、少しはすっきりしたかな。

 僕は自分の机の周りすらきちんと整理できない人間だけど、芝居に関わるものについてはちゃんと整理してある状態が好きだ。芝居作りに関する様々な「もの」には人の気持ちが込められているからだ。

 照明機材がきちんと並べられ、コードがきれいに八の字巻きにしてあって、予備の「玉」が近くに置いてあると、「ああ、照明さんは自分の仕事をとても大事にしているんだな」って思う。音響も、道具も、台本も同じ。そこにある道具を扱う人がいて、その人が自分の役割を大事に思っていればいるほど、道具の管理を丁寧にやるようになる。
 僕は整理が苦手な人間だけど、この演劇部のひとりひとりに「自分はここにはこだわりを持つ」という分野が生まれ、競い合うようにして使いやすいコーナーを作ることができたら、そして、それをいつかやってくる後輩に引き継ぐことができたとしたら、とてもすてきなことだと思うのだ。

 だから、倉庫に詰まっているのは道具や材料や作品だけではなくて、ずっと続いてきた演劇部の、先輩たちの気持ちなんだ。ほこりっぽい空気から、妙にハイレベルな機材から、きっちりと作られた大道具のかけらから、そんなことを感じてほしい。みんなの先輩は、あんなものを作り、使いこなしていたんだよ。

 とは言いながら、質問されれば必ず「捨てる」と答えるくらい、大胆にいろんなものを捨ててしまった。「気持ち」は場所を取らないけど、実際の品物は場所を取る。思い出がたくさん詰まった過去の作品は、時には未来の作品を作る場所を奪ってしまう。倉庫は博物館ではない。まず優先すべきは、新しい何かを作るための道具たちである。

 だから、過去に大切に作られ、大切に使われたものであっても、捨てるべきものは捨て、分解するべきものは分解し、必ず次に使えるものだけを残しておく。気持ちだけを大切に受け取ってね。そして、先輩が残してくれた道具を手入れし、使いこなせるようになり、僕たちだけの作品を作っていこう。 
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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

質問や感想などのコメントをお待ちしています。

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