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with BACCHUS - 臨機応変に動くために

臨機応変に動くために

カテゴリ : 
第1期 » 芝居作りのノウハウ » 芝居小屋のこと » ホールでの稽古
執筆 : 
KAZU 2005-11-2 14:10
 とりあえず富津公民館子供祭り公演、きちんと実施できて良かった。直前まで修学旅行があり、全体のとしての動きが難しい時期だったため、連絡不足など弱点がはっきりと姿を現したのは確かだと思う。昨日のミーティングの内容を大切にしてほしい。これから行われる中央発表会や富津中学校公演では、今回以上に流動的な面、その場に行かなければわからない面、指示を受けてすぐに対応しなければならない面が増えてくると思う。誰かがあらかじめ決めてくれたことをそのまま実行するだけなら簡単だ。僕らは、自分の力であらかじめ計画を立てる力と、状況の変化に会わせて的確な行動をとれる力を、個人としても集団としても、身につけなければならないのだ。

 あらかじめ計画を立てる力の方はいずれ書くことにして、今日は的確な行動をとるにはどうすればいいかってことを、思いつくままに書いてみたい。個人個人の力がもっとも問われる部分ではないかと思う。
 あらかじめ計画などが示されているのであれば、それをきちんと読み、できれば暗記しておくこと。これは当たり前のこと。「当たり前」と言い切れるのはそんなに簡単なことではなく、僕らだってちょっと油断するといい加減になってしまうのはご存じの通り。実際様々な行事をやっていると、こんな当たり前のことさえできない人がいっぱいいることに驚いたりするんだけど、まあ、このことを細かく書いても仕方がないだろう。ただ、読んで覚えただけでは意味がないこともたくさんあるのには注意しておいた方がいい。「10時に楽屋入り口に集合」という指示があっても、「楽屋入り口」とはどこなのか、その前に自分がいる場所からそこまでどのくらい時間がかかるのか、どのような条件があるのか、どのような障害が予想されるのかは自分でシミュレーションするしかない。まあこれは、電車の時間を調べるようなものだろう。大事なのは、「ひとりでも」「自信を持って」動けることである。

 同時に、自分以外の人の行動についても、ある程度のシミュレーションができていなければならない。自分が特定の場所で特定のことをやっているときに、他の人はどこで何をやっているか。それがイメージできると、あとでも書くような不測の事態の時にとても役に立つ。大げさにいえば、その日一日の行動がふたつの視点から、つまり自分の行動に従った自分の

 それよりももっと、何よりも一番大切なのは、事前に示される計画や指示の、本質的な部分をきちんとつかんでおくことである。ただ「読む」とか「覚える」とかいうことではなくて。そうでなければ、想定外の事態に対処できないからだ。「10時に楽屋入り口に集合」という指示があったとしても、何のために集合するのか、なぜ10時なのかがわかっていなければならないのだ。仮に、その直前にやるべきことがあり、それが9時50分に終わるはずなのに終わっていなかったとしよう。終わらせてから行くべきなのか、途中で打ち切ってでも時間に間に合わせるべきなのか、一度連絡に行ってから今やっていることを続けるべきなのか、それは「集合」の性格によって、たとえば集合してからやるべき内容によっても変わってくる。単に「10時に楽屋入り口に集合」とだけ覚えていたのでは、主体的な判断をすることができなくなってしまうのだ。

 おそらく、場慣れとか経験がものを言うというのは、結局本質的な部分をつかむことができるようになるかどうかと言うことなのだと思う。そういった人たちにはゆとりがある。多少状況が変わっても対処できる体勢ができている。そういう人たちが数人集まると、自分の動きはもちろんだけど、他人の動きまで読みながら動くことができる。「10時の集合」ができなかった場合、何の打ち合わせをしなくても、10時15分に搬入口の前に集まっていたりする。みんながそうなれればそりゃすごいことだけど、なかなかそうはなれないし、なった気がして勝手なことをそれぞれがし出すのが一番怖いから、やっぱり僕らは様々な状況を想定しつつ、事前の計画をしっかり立てるのだ。

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with BACCHUS とは

高校演劇部の顧問として、部員に向けて書いた「演劇部便り」です。演劇づくりに関するマニュアル的なものから組織作りのようなこと、個人的な想いを書いたものまで内容はさまざまです。一応ジャンル分けをしていますが、特定の項目についてお知りになりたいときには、単語で検索をしていただいた方が、興味ある情報を見つけやすいかもしれません。

2期に分かれています。第1期は2002年9月から2009年3月まで。少しでも高いところに登ろうと必死で自らを鍛えていた演劇部でした。「with BACCHUS」の内容もわりあいハードで、量もとても多いです。第2期は2013年から書き始め現在進行形です。動き始めたばかりの演劇部、演劇初心者がほとんどの部員たちにわかりやすいように書いているつもりです。

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